今回は投資系の詐欺商材についての注意喚起をしていきたいと思います。最近はMLM系のネタがなく、投資系の記事が多めとなっておりますがご了承ください。

投資系情報商材とは

株式、FX、最近は暗号通貨など、投資(トレード)対象は様々なものがありますが、情報商材を見ていると、投資手法そのものを販売しているものもあります。

こういう類の商品は、詐欺まがいのものが非常に多いので注意が必要です。

ここでいう詐欺商材とは、「本当は勝てる根拠もないのにあたかも勝てるように宣伝している商材」と定義します。

詐欺商材の特徴として、以下の点を挙げておきます。

  • 短期的な利益の画像ばかり並ぶ
  • 勝率が高い事を売りにしている
  • 決済タイミングを裁量に委ねている
  • 勝率が高い事を売りにしている
  • 収益曲線が極端に真っ直ぐな右肩上がり

短期的な利益の画像ばかり並ぶ

投資系詐欺商材には、1日~3日ほどの短期間でのトレード履歴の画像を載せて、もの凄く勝てているように思わせるものが圧倒的に多いです。

例えばトレード実績として、こんな画像を見せます。

しかし、こんな画像はいくらでも改ざんのしようがありますし、一番良かったところだけ切り抜いて実績として見せることもできます。

これはとある商材の切り抜きですが、こんな感じでチャート上で取引が上手く行った画像を見せて、あたかもその手法が凄いと思わせてくるものもあります。

しかし、トレードは勝ちと負けの回数を沢山こなしながら少しずつ利益を積み上げる行為であり、たった数十回程度のトレードで手法の良し悪しなんてわかるはずがありません。

こういった短期的なトレードで利益を上げたところだけを見せて、勝てる手法だと煽っている商材は、詐欺である可能性が極めて高いため警戒すべきです。

本来トレード手法の優位性とは、最低でも1000回以上の売買をしてようやく見えてくるものです。

ちゃんとしたロジックの販売をしている場合、上記の画像のように、売っているロジックで少なくとも1000回以上トレードした時の収益曲線のグラフを見せます(画像は3000回近い取引回数をこなしても右肩上がりの収益)。

もちろんこの手の画像にも改ざんの余地はあるため、よく調べる必要はあるのですが、そういった調査の土台にも立っていない商材が世の中には沢山あります。

こういった情報商材に一度も目を通した事がない方もいらっしゃると思いますので改めて言わせてもらいますが、こういった詐欺商材は本当に多いです!

決済タイミングを裁量に委ねている

手法を販売している詐欺商材の中には、エントリータイミングしか知らせず、決済の部分を裁量に委ねるものもあります。

  • 「利益が伸びると思ったらポジションの半分だけ利確して伸ばしてみましょう」
  • 「危ないと思ったら損切りは早めに」

などと、具体的な行動条件の書かれていない表現がされている場合は注意が必要です。

本来であれば、エントリーの条件からクローズの条件、資金に対するポジション量の設定まで、すべてをきっちりとルール決めしてこそトレード手法といえます。

しかし、なぜ決済部分を裁量に委ねさせるのかというと、こうすることで損失が出た場合に自分の判断が悪かったということにできるのです。

こればかりは実際に買って中身を見てからじゃないとわかりませんが、もしこういった記載があった場合は「やられた」と思った方が良いです。

勝率が高い事を売りにしている

勝率90%の手法といった感じで、高勝率を売りにした商材は注意した方がいいです。

とある商材のセールスページですが、このような感じで高勝率を売りにしています。

初心者の方は高勝率という言葉に引っかかりやすいのですが、実際のトレードにおいては、勝率は何の意味も持ちません。

例えば利益幅を極端に狭くし、損切り幅をとてつもなく広くした場合、当然のことながら勝率は格段に上昇します。

しかし勝率が高くても勝てないものは沢山存在します。

トレードにおいて大事なのは勝率ではなく、幾度となく繰り返されるトレードの中で、どれほどの利幅を蓄積できたかです。

つまり平均して1勝9敗のトレード手法でも、その1勝で9敗分の負け額を上回る収益を上げることができればトータルでプラスになります。

収益曲線が極端に真っ直ぐな右肩上がり

詐欺商材に圧倒的に多いのが、このように極端に真っ直ぐな右肩上がりの収益曲線を描いているものです。

これは、ナンピン、マーチンゲール法といった危険な手法が組み込まれています。

ナンピンとは、自分が買った位置から逆に行った時に、ポジションを追加して持っていく手法です。

これをすることで、平均の取得単価を下げられるため再び元の位置に戻った時に利益になりますが、どんどん逆行してしまった場合は損失額が加速度的に増えていきます。

マーチンゲール法は、一回負けると、倍々ゲームのように勝つまでポジション量を増やしてエントリーしていきます。これも同じように勝てばすべてを取り返せますが、万が一負け続けた場合どんどん損失額が増え、すぐに破産します。

いずれかの手法が組み込まれた場合、収益曲線は極端に綺麗な右肩上がりになります。

しかしこれは見せかけの勝ちであって、一度の負けで資産をすべて吹っ飛ばす可能性があります。

右肩上がりの直線で収益が上がっているロジックを見ると、投資をわからない初心者の方は凄いと思ってしまうため、ナンピン、マーチンゲール法と詐欺は相性がとても良いです。

詐欺商材に引っかからないために

投資系詐欺商材の特徴として書かせていただきましたが、稼ぎたいと思う心理と、それを逆手に取る詐欺は表と裏の関係にあると思っています。

まずお金を稼ぎたいと思う事は素晴らしいと思います。そして実際にお金を出してこういった商材を買うということも、意欲的でとても素晴らしいことだと思います。

背景としては、投資で成功して人生を変えたい、億万長者になりたいなど、様々な想いがあると思います。

しかし残念ながらそういった心理につけ込む形で詐欺が横行することになります。

詐欺に引っかからない唯一の方法は、勉強する以外にないと思います。

お金なんてものは使えばなくなりますが、勉強して蓄えた知識は一生の財産になります。

そういった意味で、勉強は最高の自己投資だと思います。