インターネット上で高額商品を売る時に、よく使われる手法がプロダクトローンチです。

しかし、プロダクトローンチを悪用した詐欺も多いため、手法を知ると共に、問題点についても触れていこうと思います。

プロダクトローンチとは?

インターネット上で物を売る時の手法の一つです。

しかし、物を売ると言ってもいきなり販売ページに行くことはできません。

その代わり、セールスレターではメールアドレスの登録を催促してきます。最近は[email protected]に登録してもらうことも多くなりました。

売り手からのメール配信を承諾すること(つまりメールアドレスを登録すること)を、専門的には「オプトイン」と言います。

個別の解説ページへの誘導

メールアドレスを登録すると、数日に分けて個別の解説ページが送られてきます。

内容としては、例えば売り手の自己紹介だったり、プロジェクト立ち上げの経緯、実績の証明、商品内容の解説などがされていきます。大抵は文章だけではなく、動画も付いています。

ここでの目的は、売り手の事を知ってもらって信頼関係を構築するというところはもちろん、購入に至るまでの不安を一つ一つ消していくというところもあります。

コメントの催促

解説ページには、「コメントをするとプレゼントが貰える」といったような形でコメントを催促してきます。

こうすることで、売り手との双方のコミュニケーションが取れるため、より密接な信頼関係を構築することができます。

メール配信→解説ページ→コメントの催促という一連の流れが複数回行われることになります。

商品の売り込み

十分な教育が済んだところで、最後の最後に商品の販売ページが送られてきます。

この時既に複数回のやり取りにより売り手との信頼関係が構築されていますし、解説ページにて購入に至るまでの不安が取り除かれているので、高額商品だろうが成約に至ります。

先着の特典、締め切りの設定

商品の売り込みには、先着の購入者に特典を付けたり、締め切りの設定がされることが多いです。

締め切りになるまで、しつこくメールが送られてきますし、ひどいものだと「本日締め切りです」とメールを送ってきながらも、次の日もまだまだ募集しているケースも多々あります。

プロダクトローンチの問題点

もちろん至極真っ当な商品を売るのであれば良いのですが、プロダクトローンチの手法は、悪用しようと思えばいくらでもできるというところが大きな問題になります。

プロダクトローンチの初手はメールアドレスを登録させることですが、これを促すためには嘘をついても良いのです。怪しい物の例としては「現金をばら撒く」「インストールするだけで毎月30万円稼げる」といったオファーです。

そして売り手のブランディングに関しても、人柄、実績、過去のエピソード、プロジェクトに対する想いなど、いくらでもでっち上げることができます。

商品内容の解説にしても、結局は買ってみるまで中身がわからないので、あることないこと好き放題言うことができます。

結局のところ、本当は実体もない30万円の塾でも、プロダクトローンチの手法で嘘をでっち上げれば何でも売れてしまうのです。

高額塾の問題点

そもそもですが、高額塾などは売った時点でお金が発生してしまいます。

販売者からしてみれば最初に売ることこそが一番重要な部分であって、その後はいくら手厚くサポートしようが儲かるわけではありません。

ここが詐欺みたいな塾が出てくる要因となりますし、商品の質に関しては販売者の良心に委ねられる形になるのです。

どうやって詐欺プロダクトローンチを見分ければ良いのか

購入側からしてみれば、プロダクトローンチが詐欺かそうでないかを見分ける事は難しいと思います。

強いて言えば、販売者の過去の実績を調べる、もしくは先に購入した人のレビューを調べるというところでしょう。

具体的には、

  • 「販売者の名前 詐欺」
  • 「商品名 レビュー」
  • 「商品名 評判」

といったキーワードで検索してみると良いと思います。ただし、レビューしているサイト側も、自分の商品に誘導するためにあえて批判していたりする可能性もあるので、情報の精査はある程度必要です。

また、送られてくるコンテンツの内容が全体的に誇大広告気味になっていたり、煽りがきつかったりするもの、商品内容の細かな説明がないものは危ないです。裏を返せばまともには売れないということになります。

プロダクトローンチを使った高額商品の購入にはくれぐれもお気をつけください。

ちなみに、ザ・ローンチという本にプロダクトローンチの手法が詳しく書かれているので、興味がある人は読んでみると良いです。