今回は清水聖子、小野里はじめ「想源(そうげん)プロジェクト」という無料オファー案件のレビュー記事を書いていきたいと思います。

想源とは一体…ずさんな設定を暴きます。

想源(そうげん)プロジェクトとは

想源(そうげん)プロジェクトとは、LPによると、アジア全体で資産1億円超の富裕層を5万人生み出す奇跡のプロジェクトが日本で始動するようです。

アジアの仮想通貨保有者を連動した革新的ネットワークを活用し完全放置で資産が雪だるま式に膨れ上がる非常識な仕組みだそうです。

あの『ナカモト論文』が公表される、30年前…
暗号技術の研究と推進を裏で行なっていた“サイファーパンク”という組織が存在した。

サイファーパンクの一人が、暗号通貨の盛り上がりを見せていた中国に渡り、貧困に悩む小さな村で、5,000人の人間に独自の「ある方法」を伝え、その全員を資産1,000万元(日本円で約1億7千万円)まで導いた。

その大逆転劇を果たした5,000人は、後に『想源(そうげん)』と呼ばれ世界各国に散らばり、暗号通貨の推進と正しい使い方を広めていた。
そして、2018年3月…

この奇跡を生み出したプロジェクトがついに日本に上陸し、完全放置で資産1億円に膨れ上がる仕組みを完全公開することが決定。
アジアで5万人の『想源』を生み出す壮大な計画が、遂に始動する。

まずナカモトサトシの論文が発表されたのが2008年なので、30年前となると1978年になります。

サイファーパンク(これは実在します)の1人が中国の村人5000人にある方法を伝えると、その全員が資産1000万元になり、想源と呼ばれるようになったようですね。

そして想源の1人が「清水聖子」氏らしいのですが、どう見ても日本人です…。

Wikipediaに想源についての記事

Wikipediaに、誰かが「想源」についての記事を書いたようです(当然削除されましたが)。

クリプト長者である多くの著名人は、想源と呼ばれることが多い。

例として、分散型暗号通貨を支える基盤的技術システムを開発し、ビットコインの生みの親であるサトシ・ナカモト(Satoshi Nakamoto)、アジアブロックチェーン代表理事を務め、日本では仮想通貨オタクとして知られる清水聖子などは想源の一員である。

よくもまぁこんなことを平然と書けますね…。

想源のメンバーには、サトシ・ナカモトをはじめとしてデヴィッドチャウム、TIM C MAY、ジュリアンアセンジ、アダムバック、ジョーギルモア、ニックサボ、PHIL ZIMMERMANN、ウェイ・ダイ、ハルフィニーなど多数の著名人がいる。

日本国内では、アジアブロックチェーン協会代表理事である清水聖子をはじめとして社会的に有名な人物も数多く存在する。

想源は、暗号通貨の投資に置ける独自のアルゴリズム「後院失火」という次世代の稼ぎ方を駆使している。

このノウハウを活用することによって資産を増やし続けている。

さすがにツッコミきれないのですが…どうやらこの「後院失火」の販売がメインとなりそうですね。

清水聖子氏について

清水聖子氏は、株式会社MADAM’s(madams.world、現在は削除)の代表取締役となっており、ネットに出回っている登記簿によると本名は「藤井聖子」と言うらしいです。

取締役に「藤井章司」という人物の名前が載っており、2人は夫婦でしょう。藤井章司氏については、過去に上京後わずか2ヶ月でヒルズ族になったというブランディングで高額商材を販売していたようです。

清水聖子氏は、登録者3万人以上の「仮想通貨labo」の代表、「アジアブロックチェーン協会」の理事を務めているそうです。

仮想通貨labo(http://xn--labo-k75fm86g267du0f.com/)を見てみましたが、3万人が何の登録者数なのか、そしてどこに登録する部分があるのか一見わかりませんでした。

またアジアブロックチェーン協会(asian-blockchain-association.com)については、サイトに何もありませんでした。

ハリボテもいいとこです…。

清水聖子氏はFacebookページ(https://www.facebook.com/seiko3s/)を持っており、プロフィール欄には「miracle-arrow.com/lp/consulting」へのリンクが貼ってありました。こちらを辿ると、コンサルティングの営業のようなLPが出てきます。

しかし、調べてみると「miracle-arrow.com」というドメイン上で、去年バイナリーオプションの運用システムである「ミラクルアロー」というものを販売していたようです。

ミラクルアローについて調べてみると、LP上の実績者の写真をフリー素材から引っ張ってきていたことが明らかになっています。つまり嘘をついて販売していたことになります。

やはりこの手の商材は高額商品を売り込んでくるらしく、やがて39万円といった高額な請求があったようです。

おまけにクラウドワークスに株式会社MADAM’sの名前でバイナリーオプションツールの開発を依頼しているページが見つかります。

お世話になります。

このたびバイナリーオプションのツールを
開発していただきたく募集いたします。

販売も考えております。

何も分からない状況ですので
予算や仕様などご相談できる方に
限らせていただきます。

よろしくお願い申し上げます。

後にミラクルアローとして売り出されたと思うのですが、「何もわからない」ものを売ったのでしょう。

小野里はじめ氏について

小野里はじめ氏は、元々は転売の商材を販売していたようです。そして最近は、松本太陽氏とタッグを組んで「Everyday」という仮想通貨の自動売買ソフトを販売しています。

そこからジャパンプレミアムクラブという高額塾の募集がかかります。

  • シルバーコース: 年会費5万9800円
  • ゴールドコース: 年会費12万8000円、月会費9800円(トータル24万5600円)

評判は…言わずもがなです。

また小野里はじめ氏はAmazonで本を販売しているらしく、2017年1月26日に「転売ビジネス成功法」という本が出ています。

2017年11月25日には「2018年度版 3000円からはじめるビットコインの教科書〜入門編〜」という本も出しているようです。

この本は、Amazonの4部門で1位を取ったと煽られていますが、よく見てみると、新着ランキングと、無料TOPのランキングです。つまり自演行為が容易にできますね…。

そもそも3月20日現在、この本にはまだレビューが付いていません。

この2人がオファーをかけているのが想源プロジェクトなわけですが、不安しかありません…。

株式会社CryptoCurrencyLaboについて

想源プロジェクトの販売元は、株式会社CryptoCurrencyLaboで、代表者は「中嶋 俊」氏となっております。

この会社は、去年12月18日に登記されたようですが、元々の名称はなんと「株式会社bitfrayer」となっております。bitFlyerという仮想通貨の取引所がありますが、何とも誤解を招きかねない名前です。

想源プロジェクトとM4 Challenge THE FINALとの関係

想源プロジェクトのLPのソースを見てみると、「m4legend.com」というところから画像などを参照しているようです。

  • sougen-project.com/sdil1sg/
  • m4legend.com/sdil1sg/

どちらも同じページが表示されることがわかりました。

「m4legend.com」については、過去に「M4 Challenge THE FINAL(チャレンジ ザ・ファイナル)」という無料オファーがあったようで、最終的に「M4Legend Club」という30万円の高額商材へと発展したようです。

その時の販売元は、「株式会社CryptoCurrencyLabo」でした。

おそらくは新しい法人を立てては怪しい無料オファー(やがて高額商材の売り込み)をローンチしているような組織なのでしょう。

想源プロジェクトのアフィリエイトについて

想源プロジェクトは、BENCHMARKアフィリエイトセンター(affiliatecenter.jp/life)というところでアフィリエイトの募集を出してます。

なんとメールアドレス一件登録あたり800円、SVIP会員になると2500円も出しています。

これだけ報酬を出すからこそ一見怪しい案件でも拡散されるし、更に言うと広告費を出しても元が取れるだけの高額請求をしてくるというわけです。

この「affiliatecenter.jp」というドメインですが、「ダイレクト出版」が所有しており、ドメイン上には様々なアフィリエイトセンターが存在するようです。

BENCHIMARKアフィリエイトセンターについては、与沢翼氏の元社員兼弟子である「小西玲太朗」氏、「大森寛之」氏が立ち上げたもののようです。

すべての界隈は繋がっていますね。

清水聖子、小野里はじめ「想源(そうげん)プロジェクト」、無料オファー総評

今回は想源プロジェクトの中身ではなく表面上の調査となりましたが、ところどころに虚偽があるようで、迂闊に信用はできないと思います。

悪名高い商材屋ともコラボしてるみたいですし、清水氏も小野里氏も同じ界隈の人間でしょう。

こういうのは次から次へと新しいものがローンチされては飛んでの繰り返しですね。

一番の見どころはWikipediaに作成された謎の記事で、やたらと想源が実在するかのように書き、世界の有名人が想源に所属しており、そのメンバーの1人が清水氏であると説明されており、想源だけに大草原不可避でした。

想源は、暗号通貨の投資に置ける独自のアルゴリズム「後院失火」という次世代の稼ぎ方を駆使しているらしいのですが、清水氏(藤井章司氏含め)は去年、何もわからないのにクラウドワークスでバイナリーオプションツールの開発を依頼し、販売してたんですよね。

「完全放置で資産が雪だるま式に膨れ上がる非常識な仕組み」なんてものはこの世に存在しませんし、引っかからないようにしましょう。

くれぐれもご注意ください。