先日、泉忠司氏よりchiliZ(チリーズ、CHZ)という仮想通貨、ICOの宣伝がかかりました。というわけで今回はチリーズについての検証をしていきたいと思います。

仮想通貨「chiliZ(チリーズ、CHZ)」とは?

chiliZ(チリーズ)とは、eスポーツファンとプロゲーマーを結ぶために開発されるプラットフォーム及びトークン(仮想通貨)のようです。

eスポーツファンに投票権を与え、お気に入りのチームの意思決定に関わることができるようです。

これはレアルマドリードやFCバルセロナなどのサッカーチームが使用している、「Socios」というチームコントロールモデルを参考に作られているようです。

チリーズのシンボルは「$CHZ」で、総発行枚数は88億8888万8888枚のようです。

ロードマップによると、取引所への上場は5月2日~6月1日頃を予定しているようです。

chiliZ(チリーズ)のビジョン

チリーズ運営は、「グローバルプレイヤーリーグ(GPL)」というeスポーツリーグを運営していくようです。現在GPL(gpl.com)にアクセスすると、「グローバルポーカーリーグ」となっておりますが、おそらく後に名称変更するものだと思われます。

そしてGPL内で今回のチリーズトークンが流通していくことになります。

ファンは、自分達がサポートするGPLのチームにトークンを使用することで「声(投票権)」を獲得し、チームの意思決定などに関わることができ、それ自体がひとつの娯楽として成り立つようになるというわけです。

また「声(投票権)」はスマートコントラクトにより実現されているため、GPLチーム、イベント、ファンの間には中継者が存在しない形となります。

運営情報について

チリーズの公式サイトを見るとプロジェクトメンバーは大勢いますが、最高責任者(CEO)は「Alex Dreyfus(アレックス・ドレイファス)」という人物です。

この人物はGlobal Poker Indexというポーカーのデータベースなどを運営する「Media Sports & Entertainment」という会社の創業者兼CEOをやっているようです。

翻訳すると、「ギャンブル&eスポーツ関連のICOはどこにありますか?」ということであり、おそらくこの頃からチリーズの構想を練っていたものと思われます。

またAlex Dreyfus(アレックス・ドレイファス)氏はチリーズの公式Telegram内にもおり、少なくとも偽者ではないと判断します。

マルタでのトークンセール

チリーズのトークン販売はマルタで実施されるようです。

マルタといえば政府が仮想通貨及びブロックチェーン技術の開発や採用を積極的に支持している国で、最近バイナンスという取引所が移転したばかりです。

もちろんチリーズ運営とその親会社(Mediarex Enterprises Ltd)はヨーロッパの銀行システムを通じて業務を行うため、こちらは規制上の監視を受ける形となります。

公式Telegram検証

チリーズの公式テレグラムチャットには英語と韓国語が混じっており、どうやら日本だけで拡散されているわけではないようです。

よくありがちな詐欺ICOは日本でしか拡散されませんので、このあたりはプラスポイントかと思われます。

公式サイト検証

GPL(gpl.com)をAlexaで見ると、ブラジルでよく閲覧されていることがわかりました。

現在はポーカーリーグのみですが、「PUBG」や「CS:GO」といったオンラインゲームのトーナメントも行っていくような雰囲気があります。

公式のICOサイト(chiliz.io)については、執筆時点(3月28日現在)ではまだAlexaには反映されていないためアクセスの分析はできませんでした。

両社ともにドメインは非公開設定になっています。この点は不透明さが増すためマイナスだと思います。

泉忠司氏による国内でのchiliZ(チリーズ)販売について

チリーズは、日本ではノアコインで有名な泉忠司氏が突然「virtual-coin.co」というドメイン上で販売し始めました。
こちらのドメインを調べてみると、「Wowbit」や、「Play Coin」といった他の仮想通貨の販売も行われていた形跡がありますし、当然ながらチリーズ公式が運営するサイトでもありません。

この辺りは何とも怪しいと感じます。

またチリーズのICO公式サイト(chiliz.io)上には、日本語のホワイトペーパーの要約が存在しており、日本人向けに営業しているとみなされ金融庁から警告を受ける可能性があります。

仮想通貨「chiliZ(チリーズ、CHZ)」総評

チリーズは泉忠司氏の推す仮想通貨の銘柄ではありますが、私が個人的に調査した時点では少なくとも詐欺ではないと判断できるため、投資判断の土台には立てているとは感じます。

eスポーツは今後も伸びていきそうな分野でもあり、将来性も感じられます。

ただし、泉忠司氏が提示した販売サイトはchiliZ(チリーズ)公式のものではないため、注意が必要かと思われます。

また公式サイトには日本語のホワイトペーパーの要約書類があるため、日本人向けの営業とみなされ金融庁から警告を受ける可能性があります。

チリーズ公式によるクラウドセールは、執筆時点(3月28日現在)ではまだ開始されていません。今後公式によりアナウンスがあると思われます。

最後にお約束ですが私はこの銘柄の購入を勧めているわけではありません。投資判断は各々の自己責任で行うようお願いします。