サイトの記事を書く際には、どのキーワードを狙って記事を書いていくか、記事を書いたとして実際に上位表示ができそうか、といった事をよく考えながら進めていく必要があります。

キーワードスカウターSTは、一連の作業をすべて自動化できるキーワードツールとなります。価格も5000円程度とこの手のツールにしては安いです。

今回はそんなキーワードスカウターSTの使い方を徹底解説していきます。

目次

キーワードスカウターSTとは?

キーワードスカウターSTとは、アフィリエイトやブログなどに使える、Windows用のキーワード選定及び競合分析ツールです(Macには対応していません)。

Googleなどの検索エンジンで調べごとをしようとした際には、何かのキーワードを入れることになると思います。

例えば、「キーワード選定ツール おすすめ」などです。

そして、コンテンツを作成する側からすると、これらのよく調べられるキーワードで検索エンジンに引っかかるように、記事内容を工夫して記事を作成していくことになります(これをSEO対策と言います)。

しかし当然ライバルもいるため、商品がよく売れるキーワードなどは記事が溢れ、激戦区となります。

キーワードスカウターSTは、検索需要があり、またライバルが少ない(その題材で記事を書いている人が少ない)キーワードを見つけたり、ライバルサイトの強さの分析をしたり、ロングテールキーワードを発掘したりするのに適したツールとなります。

もちろんこれらはお金をかけなくてもできますが、キーワードスカウターSTがあると格段に楽になります。よって、作業効率を上げるためのツールという部類に入ると思います。

価格も5000円台と、この手のツールにしては手頃です。

LPにはキーワードスカウター「S」とありますが、実は購入後に最新版である「キーワードスカウターST」が無料でダウンロードできます。

キーワードスカウターSTは、最新版が出る度に無料でバージョンアップができます。2018年4月12日には、最新バージョンである1.0.1.6_0がリリースされました。

Windows10でも動作確認済み

当環境はWindows10ですが、最新版のキーワードスカウターSTは問題なく動作していますし、それどころか今のところ一度もクラッシュしていません。

ツールそのものの完成度は高いと思います。

ももんがとの比較

キーワードスカウターSTについては上記の通りですが、同じ価格帯、同じような主旨のキーワード選定ツールに「ももんが」というものがあります。

「キーワードスカウターST」、「ももんが」、どちらも作業効率化という観点からは優れたツールであることは間違いありません。

ももんがの特徴としては、予め条件を決めてキーワードを検索すると、5段階の★で狙い目度を表示してくれるため、視覚的に非常にわかりやすいというところがあります。

私も両者を比較しつつどちらを購入するか迷いましたが、キーワードスカウターSTはより細かな分析ができるため、わかりやすさよりも機能の充実という点でキーワードスカウターSTを選びました。

ちなみに「キーワードスカウターST」の方が後発で、値段も「ももんが」を意識したのか少し安めになっています。

キーワードスカウターSTの使い方

それでは早速キーワードスカウターSTの使い方、そしてキーワードスカウターSTで何ができるのかを説明していきたいと思います。

ここでは3つの題材に分けて説明していきます。

  1. よく検索されるキーワードの発掘をしてみよう
  2. 競合調査をしてみよう
  3. キーワードを基に上位表示されやすい記事を書こう

使い方①: よく検索されるキーワードの発掘をしてみよう

まずはキーワードスカウターSTを使って、特定ジャンルで、よく使われるキーワードを発掘してみましょう。

検索するものですが、一般的には、特定の大きなキーワード(ダイエット、クレジットカードなど)で検索してみたり、アフィリエイトする商品が決まっている場合は商標名で検索してみたりしてみます。

または、トレンドで攻める場合はキーワードスカウターSTに備わっているトレンドサーチ機能や、Googleトレンドを使って、今多く検索されているキーワードを探してみると良いでしょう。

先にトレンドサーチ機能から見ていきたいと思います。

トレンドサーチ機能の使い方

こちらはキーワードスカウターSTで、4月11日時点でのトレンドサーチを実行した画面になります。

左の、赤枠で囲った選択肢を見てみます。トレンド取得先として、

  • Yahoo 急上昇ワード デイリー(アップデートで削除)
  • Yahoo 急上昇ワード ピックアップ(アップデートで削除)
  • 最新Yahoo!検索データ10分毎(アップデートで削除)
  • Google トレンド – 急上昇ワード
  • goo ウェブ検索最新ワード
  • kizashi

を選ぶことができます。

kizashiとは、ネット上にある無数のブログの最新記事を収集して、最新の話題を抽出するサイトです。

また、赤枠の中の虫眼鏡ワード、関連ワード(予測)については、トレンドキーワードを更に深掘りしてくれるものとなりますが、ここではトレンドキーワードを取得するだけなので、個人的にはチェックは外す方が良いと思います。

トレンドで攻める場合は、表示されたトレンドキーワードの中から、ある程度あたりを付けて、詳細なキーワードの深掘りをしていくことになります。

キーワード入力の使い方

ひとまず大きなキーワードを決めたら、キーワードスカウターSTに入れて掘り下げてみます。

キーワード拡張には、YouTube関連ワードとGoogle関連ワードの

  • 予測ワード
  • 予測網羅[a – z][0 – 9]

その他に

  • 虫眼鏡ワード(Yahoo)
  • 連想ワード(はてな/kizashi)

というものがあります。

まずはそれぞれを解説していきたいと思います。

予測ワードとは

予測ワードとは、YouTubeもしくはGoogleの検索窓に文字を入れた時に、後に出てくるキーワードの事を指します。

例えば、「ダイエット」と打ち込むと、以下の予測ワードが出てきました。

また、「ダイエット」の後にスペースを打ち込むと、以下の予測ワードが出てきました。

これらは若干違うのがわかると思います。

キーワードスカウターでは、ボタン一つでこれらをすべて自動で取得してきます。

予測網羅[a – z][0 – 9]とは

予測網羅[a – z][0 – 9]とは、GoogleもしくはYouTubeの検索窓に打ち込んだキーワードの後にa~z、0~9の文字を打ち込んでみて、出てきたキーワード候補を取得するものです。

例えば、「ダイエットa」と打ち込むと、以下の候補が出てきます。

続いて、「ダイエット a(スペースの後にa)」と打ち込むと、以下の候補が出てきます。

これらを手動でa~z、0~9までやるのは相当な時間がかかりますが、ツールを使えばすべて自動で取得することができ、莫大な数のキーワードを集めることができます。

特にGoogleの予想ワードの候補は最大で10個までしか表示されないため、大きなジャンルのキーワードであれば「予測網羅[a – z][0 – 9]」の方にチェックを入れないと全然抽出できません。

またかなり絞られたキーワードでも、時間はかかりますが「予測網羅[a – z][0 – 9]」にチェックを入れる方が、キーワードを発掘できる可能性は高まります。

虫眼鏡キーワードとは

虫眼鏡キーワードとは、Yahooで検索した時に、下に虫眼鏡のアイコンと共に検索候補として表示されるキーワードのことです。

画像は、「英語」で検索した時に出てくる虫眼鏡キーワードです。

キーワードスカウターSTでは、これらもサクサク取得してくれます。

連想ワードとは

「はてな」と「kizasi」には、連想語APIというのが実装されており、キーワードと一緒によく使われているものを取得することができます。

全く無関係なものも取得されてしまうこともありますが、思わぬキーワード候補を発見することもあります。

連想ワードは、関係のないキーワードも多く出てしまうため、使う際は「0段階掘り下げる」にすると良いです。

○段階掘り下げる機能

「○階層掘り下げる」の項目を増やすと、候補として出てきたキーワードに対して、同じことをして更にキーワードを掘り下げることが可能です。

大きなジャンルで掘り下げ機能を使ってしばらく放置すると、自動的に莫大な数のキーワードになっていることでしょう。

関連ワードが多いキーワード候補を取得する場合のコツ

キーワードスカウターSTで関連ワードが多いキーワードを検索する場合は、

  • ダイエット あ
  • ダイエット い
  • ダイエット う
  • ダイエット え

といった感じで一つ文字を入れた候補を予めキーワードに入れておき、検索をかけることで、より取りこぼしが少なくなります。

画像は実際に「仮想通貨」の細かいキーワードを収集している様子です。「仮想通貨 ああ」「仮想通貨 あい」などでキーワードを発掘すると更に細かく取得できます。

Googleで検索して「関連する検索キーワード」も見てみよう

唯一キーワードスカウターSTで取得できない検索キーワードとして、Googleの下の欄に表示される「関連する検索キーワード」という項目があります。

画像は「仮想通貨」で検索した際に下の欄に表示される候補になります。

まれにここにしか出てこないキーワードがありますので、取りこぼしを避けたいのであれば必ずチェックすべきです。

この部分に関してはキーワードスカウターの弱点となるでしょう。

キーワードスカウターSTは多重起動できる

あまり知られてないかもしれませんが、キーワードスカウターSTは多重起動できます。

よって、複数起動して動かすことで、同時進行で様々なキーワードを調査することが可能です。

私が試した感じだと、ツールを4つ同時に起動させてキーワード解析をかけると、GoogleからBot認定されるのか、一時的にキーワード候補が出なくなります(時間が経てば直ります)。

せいぜい3つまでにしておくと良いでしょう。

発掘したキーワードをcsv形式で保存する方法

キーワードスカウターSTで発掘したキーワードは、csvデータで出力できます。

赤枠で囲った、csvと書かれたアイコンをクリックして、「csvファイルを書出」ボタンをクリックすると保存できます。

使い方②: 競合調査をしてみよう

ある程度キーワード候補を並べることができたら、続いてキーワードスカウターSTを使って競合調査をしてみましょう。

調査したいキーワードを自分で追加する方法

キーワードスカウターSTで拾えないくらいのニッチなキーワードや、最新のトレンドキーワードの競合調査をしたい場合は、自分でキーワードを入力し、「拡張なしで追加」を押して追加することができます。

例えば大手ニュースが取り上げた「新単語」がある場合は「新単語+何か」、Twitterで話題のニュースが出てきた場合は「話題の単語+何か」で検索ニーズを予測し、競合調査をしてみると、ライバルの手薄なキーワードを発掘できる可能性があります。

高速で簡易的な競合調査をする方法

キーワードスカウターSTで競合調査したいキーワードが沢山ある場合は、まずは簡易的に実行して、ある程度の数のキーワードに絞ると良いと思います。

サーチ項目設定ですが、赤枠で囲った

  • 上位inTitle率
  • SEO moz関連項目
  • 広告サーチ

チェックを外すことで、「inTitle」数と「allinTitle」数だけを素早く調査することができます。

inTitle数とallinTitle数とは?

「inTitle」というのは、検索したキーワードの一部がタイトルに含まれている記事の数、「allinTitle」というのが、キーワードのすべてがタイトルに含まれている記事の数です。

Googleでは、「intitle:キーワード」もしくは「allintitle:キーワード」と入力し、該当する記事数を見るとわかります。

例えば、「allintitle:ダイエット おすすめ」と入れて検索すると、このキーワードがすべてタイトルに含まれている記事が約48100件あることがわかります(ただしGoogleはすべての記事を表示するわけではありません)。

つまりこのキーワードで上位表示させるには、48100記事の中のトップ10に入る必要があるということです。

基本的にallintitleの数があまりにも多いキーワードは、それだけライバルも多いため上位表示が難しいとされています。

簡易的な使い方としては、基本的にAllinTitle数が少ないキーワードを選んで記事を書いていけば良いでしょう。

これもキーワードごとに手打ちで一つ一つ調べることができますが、キーワードスカウターSTだと放置で楽に取得できます。

上位inTitle率とは?

「上位inTitle率」にチェックを付けて解析をすると、検索上位サイトが、検索キーワードをタイトルに入れている割合を簡単に見ることができます。

例えば検索上位10記事の中で、すべての記事が検索キーワードを盛り込んだタイトルを付けているのであれば100%、そうでなければ0%となります。

上位inTitle率が高い場合は、それだけそのキーワードでSEO対策をしている記事が上位を占めているということでもあり、逆に上位inTitle率が低いキーワードであれば、狙い目と見ることができます。

競合調査をする上で重要な指標なので、解析時間がある時はチェックを付け、20位くらいまで調べてみる事をおすすめします。

調査サイト数の変更方法

上位inTitle率を調べる上で、調査サイト数を変更するには、「上位サイト検査範囲(上位解析共通)」の部分の数字を変更します。

画像は上位10サイトを調査する設定にしています。

この際、「Youtube解析」にチェックマークは付けなくても大丈夫です。

後述する、moz関連の調査範囲などもここで変更できます。

allinTitle数が少ないキーワードについての注意点

キーワードを記事タイトルに含めることによるSEO的な加点は大きく、基本的にはallinTitleが少なく、上位intitle率の低いキーワードをタイトルに含んで記事を書くと上位表示できる可能性は高くなります。

ただしGoogleは、タイトルが一致していなくても見出しなどでキーワードが一致していると上位表示することがあります。

例えば、タイトルが「キーワードスカウターSTの使い方」であっても、見出しで「キーワードスカウターの評判」というものが含まれている場合、「キーワードスカウター 評判」で検索しても、見出しが引っかかって上位表示される可能性はあります。

よって、正確には、

  • allinTitleの数が多く、上位intitle率が高いと、上位表示は難しい
  • allinTitleの数が少なく、上位intitle率が低いと、もしかすると上位表示が簡単(確定ではない)

となります。

このあたりは下記のmoz指標も含めて総合判断することになります。

実際にライバルサイトを訪問してみよう

allinTitleの数が少ないキーワードを見つけた場合、最初はgoogleで検索して、検索上位のサイトを確認すると共に、必要であれば各サイトを訪問してみることをおすすめします。

競合調査をする中で、検索上位結果が、

  1. 大手メディア、有名なサイトばかり(新聞社や法人がやっているニュースサイトなど)
  2. ガチガチのSEO対策を施したサイトばかり
  3. 類義語で対策されており、話題は同じサイトばかり

である場合は上位表示は難しいかもしれません。

順番に見てみます。

①: 大手メディア、有名なサイトばかり並んでいる場合

大手新聞社などの記事ページは、様々なサイトがその記事を引用して新たに記事を書いたりするため、必然的に被リンクが集まります。

Googleは被リンクが集まっている記事を質の高い記事とみなしますので、大手メディアの記事で上位が独占されているキーワードに関しては、上位表示の難易度は高いと言えます。

まとめサイト系も、長く運営している有名なサイトばかりが並んでいるときついかもしれません。

弱小サイトにとっては、こういうキーワードは書くだけ無駄なので、同じ話題でも少し掘り下げたり、そこから連想できる別のキーワードを探してみると良いと思います。

②: ガチガチのSEO対策を施したサイトばかりが並んでいる場合

続いてガチガチのSEO対策をしているサイトですが、

  • タイトル、大きな見出しに狙っているキーワードが含まれており、小さな見出しにも幅広い検索需要を満たすキーワードが網羅されており、内容(文字数)も充実しており、非常にわかりやすく他人に紹介したくなるサイト

が上位を独占していた場合は少しきついです。要するに専業っぽいアフィリエイターが書いていそうな記事です。

SEOを意識した質の高い記事が上位を埋め尽くしている場合、小手先のテクニックでどうこうできる状態ではないため、そのサイトを抜いて上位表示するためには、更なる情報の網羅、シェアしたくなるわかりやすさと、被リンクを集めていく覚悟が必要です。

大抵そういうキーワードは売れるキーワードなので、ある程度のテクニックがついたら挑戦してみるのも手です。

③: 類義語で対策されており、話題は同じサイトばかり

最後に類義語でSEO対策されているサイトですが、実際に検索してみると類義語の検索結果が出てくる場合は注意が必要です。

例えば、

  • パソコン おすすめ
  • PC おすすめ

両方を検索すると、ほとんど同じ検索結果が返ってきます。この場合は類義語のキーワードを含めた競合調査が必要です。

検索結果が上位表示している記事の内容もチェックしてみてください。基本的に上位表示されている記事は、記事タイトルのクリック率が高く、現時点で多くのユーザーが欲している情報だと判断できます。

私は以前「仮想通貨 ロックアップ」というキーワードが手薄なのを確認し、SEO対策した記事を書きましたが、上位の検索結果は「リップル ロックアップ」というキーワードで対策しているサイトで埋め尽くされており、検索需要の高さが伺えました。

Googleは、検索結果内の記事のクリック率などで需要を判断し、上位表示する記事を変えています。

リップルのロックアップについて調べている人が多いのでそういう記事が上位表示されていましたが、需要が変わり本来の意味での仮想通貨のロックアップについて調べる人が増えれば、私の記事が上位表示されるようになります。

どのみち、検索結果内でクリック率をできるだけ高めるようなタイトル付けはかなり重要です。

本当の狙い目キーワードとは

  • それなりの月間検索数があるキーワード
  • 検索キーワードと全く関係のない話題の記事が上位を占めている
  • 個人サイトで、内容も薄く(文字数が少なく)、かつSEOも弱い記事ばかりが上位を占めている
  • 投稿日、最終更新日が古い記事が上位を占めている

この項目がすべて満たされているとしたら、狙い目のキーワードだと言えます。これをブルーオーシャンキーワードと言ったりします。

自サイトの信用度が高いと、しっかりと対策した良質な記事を書いた瞬間に1番目に表示されることもあります。

月間検索数の取得方法

ここからは、中級者向けの機能解説になります。

まずはキーワードの月間検索数を取得し、キーワードスカウターSTに読み込む方法を解説します。

月間検索数は多ければ多いに越したことはなく、キーワード調査をする際にはとても重要な要素なので、できる人は必ず取得するべきです。

月間検索数を取得するには、Google Adwordsのキーワードプランナーを使う必要があります。

アカウントを持っていない場合は一度登録する必要があるかと思います。

Adwordsの管理画面は新しくなりましたが、最新版のキーワードプランナーは、右上のスパナのアイコンをクリックした先にあります。

ただし、新しいキーワードプランナーでのcsvの形式は以前のものと変わっており、キーワードスカウターSTでは上手く読み込めないので、以前のキーワードプランナーを使いましょう。

下の方にスクロールしていくと、「以前のキーワード プランナーを開く」というリンクがあります。

旧キーワードプランナーにたどり着けたら、「検索ボリュームと傾向を取得」をクリックし、キーワードスカウターSTで取得したキーワードをコピーして貼り付け、下の方にある「検索ボリュームを取得」ボタンをクリックします。

一度に700個までのキーワードしか取得できないので、調べるキーワードの数が多い場合は、小分けにする必要があります。

平均月間ボリュームが表示されていると思います。ただし、新しいキーワードや検索数が少ないキーワードだと、空欄になります。

右上に、「ダウンロード」とあるので、クリックすると、csvデータとしてダウンロードすることができます。

ダウンロードしたcsvデータを、キーワードスカウターSTにドラッグ&ドロップすると、月間検索数が読み込まれます。

画像は実際に読み込んだものです。

基本的に月間検索数が多いキーワードで上位表示できるに越したことはありませんが、それだけライバルも強いことが多いです。月間検索数が表示されていないキーワードも存在しますが、ほとんど検索数がないとみなします。

ちなみに「PC推定平均CPC」とは、Googleの検索連動型広告を出稿する際の1クリックあたりの入札単価になります。

ここが多ければ多いほど広告主が多く激戦区となっており、すなわちそれだけ上位表示できれば稼げるキーワードと見ることができます。

つまり、広告主が多いキーワード(売れるキーワード)から深掘りして、競合の少ない記事を書いていくことで、購買意欲があり、質の高いユーザーをサイトに流入させることができるとも考えられます。

また検索数が少ないのにCPCが高いキーワードは、実は穴場の売れるキーワードの可能性があります。

Google Adsenseサイトを運営する場合は検索連動型広告の単価と直接は関係ありませんが、検索連動型広告のCPCが高い=広告を出す費用対効果が高いジャンルであるということには変わりありません。自サイトでAdSense経由で購買意欲の高いユーザーを広告に送り続けると、結果としてサイトの広告枠への入札が増え、クリック単価、クリック率共に向上することになります。

mozの設定方法

ある程度攻略候補のキーワード数が絞れたら、moz関連データなども見ながらより高度な分析をしてみましょう。こちらも競合調査をする上で役に立つ機能になります。

mozとは、Googleとは違う会社が運営している、サイトの分析サービスです。

mozの設定方法ですが、まずは公式サイトにアクセスして、アカウントを作る必要があります。

こちらから入り、必要事項を記入します。

一番上はニックネーム、次がメールアドレス、そしてパスワードです(画像は適当に入れてます)。

「私はロボットではありません」にチェックマークを入れて、「Create My Account」を押します。

メールが届くので、URLをクリックしましょう。

次にAPIにアクセスして、キーを生成します。

「Get Connected」→「Try it Free!」とクリックして進みます。

Generate Keyを押すと、Access IDとSecret Keyが生成されます。

あとはキーワードスカウターSTの画面上で、右上の「ツール設定」をクリックし、Access IDとSecret Keyを入力します。

IDテストをクリックして、上手く行けばOKと出ます。

※新しく取得したmozアカウントで即座にAPIを取得し、キーワードスカウターSTに入力すると、IDテストでNGになることがあります。

この場合数時間ほど経ってから打ち込むと上手くいきます。

また、mozのAPIは使用制限があり、1ヶ月以内に25000回調査すると来月までAPIが使えなくなります。

moz関連データの見方

キーワードスカウターSTでmozを利用する場合は、SEO moz関連項目にチェックを付けます。

画像では、「仮想通貨」というキーワードで調べてみた結果です。

まず「総被リンク」と「実被リンク」の違いですが、総被リンクはそのページに集まった被リンク数の合計、実被リンクはそのページに集まったドメインベースでの被リンク数の合計となります。

実被リンクが多いページはその分良質なコンテンツであると言えます(中には自演リンクを送っているサイトもあります)。また、あくまでGoogleとは違う会社がやっているので、上手く取得できないこともあります。

そしてPage Authorityはページ単体の評価、Domain Authorityはドメインそのものの評価、moz Rankはトータル指標となります。

「Domain Authority」に関しては、はてなブログなどの無料ブログサービスや、Twitterなどは基本的にドメインの強さを高評価します。よって独自ドメインのみに絞ってチェックすると良いです。独自ドメインでDomain Authorityが高いサイトは、長く運営していて人気のあるサイトだといえます。

「実被リンク数」に関してよく見ておいた方が良いと思います。キーワードの検索上位サイトの実被リンク数の平均が高い検索キーワードは、上位表示の難易度が高いと言えます。

様々なサイトをmozで分析してみよう

キーワードスカウターSTには、サイトのURLを入力するとmozで分析してくれる「URL解析」というツールが用意されています。

これで、気になるライバルサイトや、自サイトを簡単に調べることができます。

キーワードスカウターSTを開いたら、右上にURL解析ボタンがあります。

使い方も簡単で、URLを打ち込み「URL追加」ボタンを押し、その下の「URL解析」ボタンをクリックするだけです。画像ではgoogleのmozデータを取得してみました。

自サイトの強さを調べてみて、狙うキーワードのレベルを定めてみるのも良いでしょう。

上位サイト含有ワードを探る

キーワードスカウターSTで上位サイト含有(がんゆう)ワードを探ると、検索上位サイトの「meta keywords(メタキーワード)」に何が入っているかを取得することができます。

「メタキーワード」とは、記事作成者が検索エンジンに対してどのようなキーワードの記事なのかを知らせるためのタグです。

含有ワードを探ることで、上位サイトがどのようなキーワードでSEO対策をしているのかがわかります。

キーワードスカウターSTで含有ワードを探るには、「上位サイト含有ワードをピックアップする」にチェックを入れます。

その下の、「上位含有ワードを解析待ちに自動追加」は、自動的に含有ワードを解析待ちリストに追加するというものですが、すべてのサイトがメタキーワードを綺麗に書いているわけではないため、使用はあまりおすすめしません。

含有ワードは、「上位YouTube/SEO解析/広告」内、上位含有ワードで見ることができます。画像は、「ダイエット」で検索した時に出てくる含有ワード取得結果となります。

検索結果が現在上位表示しているテーマはどのような記事が多いのかをざっくり調べるのに役立ちます。

広告サーチの使い方

キーワードスカウターSTの広告サーチとは、目的のキーワードをYahooで検索した時に、どれだけの数の広告が出てくるか、どのような広告が出てくるか、などを細かく探ることができる機能です。

基本的に、広告数が多いキーワード=それだけ商品が売れる(購買意欲が高い人が流入する)キーワードであると見ることができます。広告サーチは、サイトの収益化を目指すなら重宝します。

キーワードスカウターSTで広告サーチを使うには、広告サーチと、PC広告、スマホ広告それぞれにチェックを入れて解析します。

画像は「仮想通貨」で検索した時の広告数です。集計(広告)内で見ることができます。

実際に出ている広告は、「上位YouTube/SEO解析/広告」内でチェックすることができます。

基本的に、Google Adwordsのキーワードプランナーで広告単価が高いキーワードや、キーワードスカウターSTの広告サーチで広告の数が多いキーワードはそれだけ収益に直結しやすく、ここからキーワードを深掘りしていき、inTitleよりもallinTitleが圧倒的に少ないニッチな部分が見つかれば収益の面では稼ぎやすいと言えます。

Google Adsenseを使って収益化していても同じことが言えます。

ここまでのおさらい

ここまででキーワードスカウターSTの使い方の流れを簡単におさらいすると、

  1. 売りたい商品の商標や、特定のジャンル、トレンドサーチなどからキーワードを定め、深掘りする
  2. inTitle、allinTitleを見つつ、allinTitleが少ないキーワードにあたりをつける
  3. 実際に検索してみたり、競合サイトを訪問して分析する
  4. 手薄なところを狙って記事を書き、上位表示を狙っていく

という過程になります。

慣れてきたら、重要な要素として

  • キーワードプランナーから月間検索数の取得(多いほど良い)
  • 上位intitle率(できれば上位20サイトを調査)の少ないキーワード
  • mozの実被リンク数平均が少ないキーワード

を見ると良いと思います。

これらは無料でもできますが、キーワードスカウターSTがあるとかなり効率良く分析することができます。

使い方③: キーワードを基に上位表示されやすい記事を書こう

最後にキーワードスカウターSTを使ってライバルが手薄なキーワードを見つけた際に、なるべく検索需要を満たし、かつGoogleに理解してもらえる記事を書く方法を解説していきたいと思います。

具体的な記事内容を固める

弱そうなキーワードにあたりをつけたら、一度実際にGoogle検索をして、より具体的な記事内容を固めていきます。

見るべきポイントは以下の通りです:

  • 検索結果上位に多いテーマを調べる(検索需要が多いテーマを書けば、その分クリック率が上がり上位表示されやすい)
  • 上位表示されている記事のタイトルを参考にする(ユーザーによくクリックされるタイトルを学ぶ)
  • 上位表示されている記事の更新日は新しいか、古いか?(速報記事が求められるのか、そうでなくても良いのか)

記事の更新日が古くても上位表示されている検索クエリは、記事の質が求められるため、記事内容を充実させる事を目指します。

記事の更新日が新しい記事が上位表示されている検索クエリは、記事の質というよりは新しい情報を出すことを目指します。

ここでは2通りの記事の書き方を紹介します。

  1. 大きな話題の中に細かな対策キーワードを詰め込んだ記事
  2. 1記事1キーワードにして専門特化した記事

①: 大きな話題の中に細かな対策キーワードを詰め込んだ記事

まずは大きな話題の中に細かな対策キーワードを詰め込んだ記事について説明します。

例えば「キーワードスカウターST 使い方」というキーワードが手薄だったとしましょう。

その場合、キーワードスカウターSTを使って、「キーワードスカウター」という大きなキーワードで調べてみます。

  • キーワードスカウター 使い方
  • キーワードスカウター ももんが
  • キーワードスカウター 評判
  • キーワードスカウター レビュー
  • キーワードスカウター アフィリエイト
  • キーワードスカウター 特典
  • キーワードスカウター 設定
  • キーワードスカウター 不具合
  • キーワードスカウター 解約
  • キーワードスカウター windows10

するとこのようなキーワードでよく検索されていることがわかったので、これらのキーワードで一つ一つ見出しを作り、1ページにキーワードスカウターを題材とした膨大なまとめ記事を作成し、幅広い検索需要を満たす記事を書いていきます。

②: 1記事1キーワードにして専門特化した記事

続いて②の1記事1キーワードにして専門特化した記事を書く方法についてです。

これは、大きな検索キーワードのカテゴリーを1つ作って、細かな関連キーワードの記事を量産していくようなやり方です。

例えば、「キーワードスカウター」というカテゴリーを作り、

  • キーワードスカウターの使い方
  • キーワードスカウターとももんがの比較
  • キーワードスカウターの評判
  • キーワードスカウターのレビュー
  • キーワードスカウターのアフィリエイト方法
  • キーワードスカウターの特典
  • キーワードスカウターの設定
  • キーワードスカウターの不具合
  • キーワードスカウターの解約方法
  • キーワードスカウターはwindows10でも動作するか

これで10記事作成するイメージです(かなりざっくりですが)。

また②の方法は、検索結果に記事の更新日が新しいものがずらりと並ぶような、速報性が求められる検索クエリに対しても有効です。

①の方法は、1つの記事で莫大な検索需要を網羅できますし、②の方法は、記事数を重ねることでカテゴリーとして幅広い検索需要を網羅できたり、ニュース系の記事にも対応できます。

基本的には自分の執筆スタイルや検索上位のサイト傾向に合わせて、どちらの戦略を取るかを決めるべきです。

注意点としては、どのキーワードでも上位表示ができず、アクセスが一切流れ込まなければ、Googleからオリジナリティのない低品質な記事として認識され、検索結果から飛ばされてしまう可能性があります。その場合は加筆修正を加えて、よりニッチで手薄なキーワードを網羅して上位表示を目指してみてください。

逆にニッチなキーワードで上位表示し、少なくても定期的なアクセスがあれば、記事やカテゴリーが評価され、同じライバルの多い他のキーワードでも少しずつ上位表示ができるようになってきます。

タイトルや見出しの付け方

タイトルや見出しは、ビッグキーワードを一番左に入れて書く方がSEOの的にはプラスのようです。

例えば、

  • 「ダイエット 運動方法 おすすめ」

で対策したい場合、

  • これで痩せられる!管理人が実際にやったダイエットで効果が出たおすすめできる運動方法(対策キーワードが右寄り)

よりも

  • ダイエットでおすすめの運動方法!私が10キロ痩せることができたマル秘テクニックを公開します(検索キーワードをそのまま左に凝縮)

の方がSEO的には強いです。

検索結果からのクリック率の高さは、検索順位に直結する超重要ポイントです。他の記事よりもクリック率が高ければ需要が高いとみなされより上位に食い込み、クリック率が低ければそれだけ下位に転落してしまいます。

よって、検索需要が一番多いテーマで記事を書き、その記事に魅力的なタイトルを付けることが重要になります。

どうしても上位表示できない場合

しっかりとSEO対策を施して、検索上位サイトにも引けを取らないほどのクオリティに仕上げても上位表示ができない場合は、単純に自サイトの運営実績やドメインパワー 、被リンクが上位のサイトよりも少ないのが理由だと言えます。

その記事は適度に更新して更にクオリティを高めていきつつも、今は諦めて別のキーワードを狙っていくと良いでしょう。

どうしても読んでもらいたい記事の場合は、他の記事から誘導する方法も検討すべきです。

気長に良質な記事を書いていこう

最終的にはキーワードで検索してきたユーザーの問題点を解決し、満足してもらえるような良質なコンテンツを積み上げていけるか上位表示においては重要になります。

良質なコンテンツを書き、被リンクが集まっていけば、Googleからサイトが信頼され、どんどん上位表示がしやすくなっていきます。長い目で見るとこれこそが究極のSEO対策と言えます。

基本的には「サーチコンソール」にて検索順位のチェック、改善の繰り返しです。オフトピックになるのでサーチコンソールについての説明はいずれ別記事にて取り上げることにします。

検索順位は毎日チェックしなくても良い

記事を書いたら検索順位の動向が気になるところですが、順位は頻繁にころころ変わるため、そこまで神経質に監視しなくても良いと言えます。

ちなみに新規記事は、よほどサイトが強くない限りは数ヶ月ほど経たないと検索上位に上がってこない仕組みになっています。

ひとまず新しい記事の執筆に勤しんで、数ヶ月してからから記事の検索順位をチェックし、至らなければ手直しを加える感じが良いと思います。

キーワードスカウターSTの評判

様々なサイトでキーワードスカウターSTのレビュー記事を見てみましたが、ツールを「使えない」と言っているサイトはほぼいませんでした。私も愛用しています。

キーワードスカウターSTは評判も良く優秀なツールと言えるでしょう。

ただし、キーワードスカウターSTを使ったからと言って稼げるかどうかはわかりません。なぜなら記事を書くライティングスキルや、Webの知識、SEOの知識、サイトの運営経験なども関係してくるためです。

また、ツール購入後はメルマガを通じて「AMC」という塾のオファーがしつこいという記事もありましたが、私のところには今のところ1通もメールは届いていません。

また、届いたとしても配信停止はできるようなので、そこまで気にすることはないと思います。

管理人によるキーワードスカウターSTの評価

最後に管理人によるキーワードスカウターSTの評価をまとめたいと思います。

やはりサイト運営していると、SEO対策をきちんと施し、キーワードで上位表示させた良質な記事を丁寧に積み上げていくことが集客の上では大事だなと思います。

アフィリエイト、Googleアドセンス、ブログ集客など、どのような形態でも使えます。

集客にソーシャルメディアでのバズを狙うのも良いのですが、その分流れるのも速いため一過性のアクセスで終わってしまいます。その点、一定の検索需要があるキーワードで上位表示が成功すると、毎日安定したアクセスが見込めます。

そうすると、弱小サイトにとってはライバルの手薄なキーワード選びがアクセスを呼び込むために重要になってくるのですが、キーワードスカウターSTはそんなキーワード発掘作業を大幅に短縮することができる非常に優れたツールだと思います。

値段は5000円ほどと手頃なので、サイト運営者の方には是非おすすめしたい一品です。