D9のオーナーであるデニーロ・サンタナ(Danilo Santana)氏が2月末にドバイで逮捕されていたようです。そしてブラジルのリオグランデ・ド・スル州の警察省は、現在デニーロ氏の身柄の引き渡しを試みているようです。

D9が最も活動していたとされるブラジルのポルト・アレグレ(リオグランデ・ド・スル州)にあるサピランガ刑事裁判所から予防拘禁の要求があり、デニーロ氏の名前は国際刑事警察機構(ICPO)が発行する赤手配書(国際逮捕手配書)に掲載されていたようです。これが今回ドバイでの逮捕に繋がりました。

しかし、アラブ首長国連邦の決まりではデニーロ氏逮捕後から30日以内に警察の調査書などの書類をアラビア語に宣誓翻訳して送付しなければならなかったようです。

書類は全部で9巻、調査書だけでも300ページにも及ぶそうで翻訳は困難を極めるため、裁判所によりデニーロ氏の公判前の拘留は断念したようです。

おそらくはこの後正式に公判が行われ、改めてデニーロ氏への逮捕状を基に身柄引き渡しというシナリオになるでしょう。

しかし、逮捕状がなければいずれは国際逮捕手配書から名前がなくなる可能性もあるようで、あまりモタモタしてもいられないかもしれません。

ブラジル当局は、去年の8月にオペレーションギザというコードネームのもとD9の数箇所の拠点を家宅捜索し、ボート、コンピューター、バイク、ドローンやカメラなどを押収しています。

また、このポンジスキームの被害額は6億4200万ドル(約689億円)にも及ぶと言われています。D9は日本でも多くの被害者を出しています。

MLM付きの投資案件はポンジスキームの疑いが極めて高いため、くれぐれも気を付けてください。