少し前に日本でも流行ったMiner World(マイナーワールド)というブラジルのMLMが、ねずみ講の疑いで捜査が入っています。ブラジルにて去年からMLM関係で捜査が入るのはD9に引き続き2社目となります。

マイナーワールドはパラグアイと中国でのビットコインのマイニング事業を謳っておりましたが、昨年の10月以降配当が滞っているようです。

その理由として、マイニングした851BTCが盗まれたと言っているようですが、これはよくあるポンジスキーム崩壊時の言い訳でしょう。

当サイトでも以前マイナーワールドのレビュー記事を書いており、当時は情報が少なく、本当にマイニングされているかどうかが争点になると結論付けていました。

これに関して、ブラジル、マットグロッソ・ド・スル州の検察は、「マイニングされている証拠がない」と述べており、これが今回の捜査に踏み切った要因になったと思われます。

今後の捜査により、やはりビットコインのマイニングがされておらず、ただ単にMLMにより新規会員からお金を吸い上げるものであったとわかった場合には、ピラミッドスキーム(ねずみ講)であるのと同時にポンジスキーム(運用を謳い新規のお金を既存会員に配当するもの)にも該当するため、オーナー及び経営者の逮捕は確実となるでしょう。

マイナーワールド側は、将来的には支払いがされると言っているようです。また早めの支払いを受けたい場合は、最近ローンチされた「Mcash」という仮想通貨にて受けることもできるようです。

Mcashは特に有名な取引所で交換できるわけでもなく、私設の「M360 exchange」という取引所でしか取引することができません。現状何の役にも立たないゴミ仮想通貨です。

この案件はちょうどHYIPが大量に広まっていた頃に出てきたものですが、経営者の顔出し、会社住所の公開、多くのブラジル人が参加しているのも確認できたため、あからさまな詐欺とは少し違っていました。ただしこういう一見まともそうに見えるものほどよく広まります…。

当時は日本からのアクセスもそれなりに確認できているため、ある程度の被害額が出ていることでしょう。

MLM付きのマイニングや投資案件はほぼ詐欺なのでくれぐれもご注意ください。