今回は国内の仮想通貨取引所であるbitbank(ビットバンク)の入金、出金、売買手数料などについてまとめていきたいと思います。

bitbank(ビットバンク)とは?

bitbank(ビットバンク)は、2014年5月に設立された国内の仮想通貨取引所です。

代表取締役CEOは、「廣末 紀之(ひろすえ のりゆき)」氏です。

日本仮想通貨事業者協会、ブロックチェーン推進協会に所属しています。

サービス内容

ビットバンクのサービス内容としては、

  • ビットバンク(現物取引)
  • ビットバンクトレード(先物取引、FX)

の2種類があり、それぞれにおいて手数料が異なります。

当記事では両方の手数料を説明しますが、名前が似ているので混同しないよう注意です。

現物取引と先物取引(FX)の違い

一応専門用語解説として、現物取引と先物取引(FX)の違いについても記載しておきます。

現物取引とは、実際にビットコインを買ったり売ったりする通常売買の事です。大半の人は主に現物取引をすると思います。

対して先物取引(FX)とは、ざっくり説明すると入金したビットコインを担保に、ビットコインまたは米ドルを借りてもう一方に両替することができる仕組みです。

つまり入金したビットコインを担保に米ドルを借りてビットコインに両替することができます。ただし取引をしたらいつか必ず反対売買をしないといけないという決まりがあり、途中で送金や決済などはできません。

先物取引では、入金したビットコインを担保により多くのお金を動かすレバレッジ取引をすることができます。

また先物取引では、限月(げんげつ)と呼ばれる、必ずポジションを決済しなければいけない締切日も設けられています。ビットバンクでは、「今週物」「来週物」「四半期物」の3種類の市場が存在します。

取引所の特徴

ビットバンクの特徴としては、「取引所」としてリップルやモナコインが売買できるという点でしょう。

もちろん他の取引所でもリップルは取引できますが、通常の「取引所」ではなく「販売所」として仮想通貨が売られています。

販売所とは、板による買い手と売り手同士のマッチングではなく、業者が提示する言い値での仮想通貨販売です。販売所での購入だと、少し割高で購入してしまうことになります。

現在日本の取引所形態でリップルを売買できるのは、

  • ビットバンク
  • Quioine

の2社だけです。その他はすべて販売所となります。

またビットバンクトレード(先物取引)に関しては、独自の市場ではなく「OKEx」という海外取引所の先物市場に取り次いでいます。

取引できる通貨ペア

ビットバンク(現物取引)では、以下の通貨ペアを取引することができます。

  • BTC/JPY(ビットコイン/日本円)
  • XRP/JPY(リップル/日本円)
  • LTC/BTC(ライトコイン/ビットコイン)
  • ETH/BTC(イーサリアム/ビットコイン)
  • MONA/JPY(モナコイン/日本円)
  • MONA/BTC(モナコイン/ビットコイン)
  • BCC/JPY(ビットコインキャッシュ/日本円)(※)
  • BCC/BTC(ビットコインキャッシュ/ビットコイン)(※)

※: ビットコインキャッシュのシンボル(略称)は「BCH」と表記されることが多いですが、ビットバンクでは「BCC」と表記されています。

ビットバンクトレード(先物取引)では、

  • BTC/USD(ビットコイン/米ドル)

のみが取引可能です。

bitbank(ビットバンク)の手数料

早速ビットバンクの手数料解説に移りたいと思います。まずは現物取引の方(通常ビットコインを買う方)の手数料をまとめていきます。

売買手数料(無料キャンペーン中)

ビットバンクの売買手数料は現在キャンペーン中で、すべての通貨ペアで、メイカー、テイカー手数料(後述)共に無料となっております。

ビットバンクは主にリップルを取引するために利用する人が多いと思いますので、手数料無料は嬉しいですね。

手数料の無料キャンペーンは元々3月末まででしたが、6月末までに延長されています。

メイカー、テイカー手数料とは?

仮想通貨取引には、Maker(メイカー)手数料とTaker(テイカー)手数料が別々に存在します。

メイカー手数料とは、板に指値注文をして(予め値段を指定して)購入または売却すると発生するものです。テイカー手数料とは、成行注文をして(値段を指定せずに即時で)購入または売却すると発生するものです。

メイカー側として注文を出すと、板の厚みに貢献するため手数料は優遇されます。逆にテイカー側として注文を出すと、板の厚みを奪うため手数料としては少し不利になることが多いです。

ただし、現状はビットバンクはメイカー、テイカー費用共に無料キャンペーン中となっているため関係はありません。

入金手数料

ビットバンクへの入金手数料は、全通貨無料になっています。よって入金に関しては気軽にできると言えます。

ただし、銀行振込で入金をした際の送金手数料は自己負担となるため注意が必要です。

出金、送金手数料

ビットバンクの出金、送金時の手数料は、各通貨によって異なります。

  • 日本円: 540円、3万円以上だと756円
  • ビットコイン: 0.001BTC
  • ライトコイン: 0.001LTC
  • リップル: 0.15XRP
  • イーサリアム: 0.005ETH
  • モナコイン: 0.001MONA
  • ビットコインキャッシュ: 0.001BCC

口座開設費用、口座維持費用

ビットバンクの口座開設費用、及び口座維持費用はかかりません。

これに関しては、有名な取引所であればどこも無料かと思われます。

キャンペーン終了後の手数料は?

ビットバンクの手数料無料キャンペーンは去年の10月16日から始まっておりましたが、それ以前はマイナス手数料キャンペーンを実施しておりました。

当時は、全通貨ペアのメイカー手数料が-0.05%、テイカー手数料が0.25%となっていました(テイカー側は手数料がかかる仕組み)。

このことから、ビットバンクは現在に至るまで常に何かしらのキャンペーンを行っていたと言えます。

現在は6月末までのキャンペーンとなっておりますが、更に延長されるか、形を変えて新しいキャンペーンを打ち出してくると予想します。

bitbank trade(ビットバンクトレード)の手数料

続いてビットバンクトレードの手数料解説に移りたいと思います。

こちらは先物取引(FX)の方の手数料なので現物取引と混同しないようにしましょう。

売買手数料

ビットバンクトレード(先物取引)の場合は、新規ポジションを建てるのに以下の計算式で0.01%の売買手数料がかかります。

  • 枚数(1枚=100USD)×約定価格(USD)×手数料率(0.01%)

枚数は100米ドルで1枚とカウントされます。

例えば1BTC=100万円、1USD=100円で1BTC分の取引をした時の場合を計算してみると、

  • 100枚×10000USD×0.0001=100USD

となり、手数料は100USD(0.01BTC、1万円)かかります。

また、決済にかかる手数料は無料ですが、利益が発生すると利益額から0.2%の手数料が発生します。

つまり1万円の利益を確定させると20円の手数料がかかります。

借入手数料

ビットバンクトレード(先物取引)の借入手数料(ポジションを持ったまま日をまたぐと発生する手数料)は無料です。

よって長期的にポジションを持ちたい場合に使用できると思います。

入金手数料

ビットバンク(現物市場)からビットバンクトレード(先物市場)へのビットコイン入金の手数料は無料です。よって入金は気軽にできると思います。

出金、送金手数料

ビットバンクトレード(先物市場)からビットバンク(現物市場)へのビットコイン出金、送金の際には、手数料が0.001BTC(1BTC=100万円だと1000円)かかります。

手数料は高いのか安いのか

ビットバンクトレード(先物取引)の新規建手数料は、1BTC=100万円、1USD=100円という単純計算で、1BTCの取引あたり1万円程度の手数料がかかるため、これは他の取引所と比べて高いと言わざるを得ません。

ただし借入手数料はかからないため、長期的にポジションを持ちたい場合には使用できるかなとは思います。

手数料としては、OKExという海外取引所の先物市場への取り次ぎでもあるため、ある程度高いのは仕方ない部分もあります。

bitbank(ビットバンク)の入金、出金、送金、売買手数料まとめ

当記事ではビットバンク(現物取引)とビットバンクトレード(先物取引、FX)の入金、出金、送金、売買手数料などについて解説しました。

現物取引の方では、現在メイカー、テイカー手数料共に無料キャンペーンをやっているため、手軽に成行注文などを行えると思います。

先物取引、FXに関しては、売買手数料は高いといえるため頻繁にトレードする方は注意した方が良いと思います。ただし借入手数料はかからないので、長期的にポジションを持つなら考えても良いかなとは思います。