今回はローソク足の基本的な見方やチャートパターンを解説します。おまけとしてローソク足の英語の読み方なども解説していきます。

目次

ローソク足チャートとは

ローソク足チャートは、株や為替(FX)、仮想通貨などの値動きを記録し、チャートに起こす方法の一つです。

ローソク足の読み方は、「ろーそくあし」です。

またローソク足の形は様々な相場の様子を表しますので、テクニカル分析(過去の値動きから将来の値動きを予測する分析方法)にも使えます。トレード初心者は、ローソク足の見方くらいは覚えておくと良いでしょう。

ローソク足の由来

ローソク足の「ローソク」の名前の由来は、チャートの形がろうそくに似ているからです。

では「足」とは何かというところですが、「計測開始から計測終了までの値動き(あゆみ)」といった意味から来ています。

ローソク足の歴史

ローソク足の歴史を書くと、元々は日本人が江戸時代に発案したと言われています。

具体的には出羽国の「本間宗久(ほんまむねひさ)」氏という人物が発案し、大阪、堂島の米取引で使用したと言われています。

その後、「Steve Nison」氏という人物が、「Beyond Candlesticks: New Japanese Charting Techniques Revealed」という本を書いてローソク足を紹介したことから世界的に広まったと言われています。

Steve Nison氏の本の中では、調査によると本間宗久氏がローソク足を使用した可能性は低く、どちらかというと明治時代の初期に発展していったのではないかと書かれています。

いずれにせよ、現在は日本に留まらず、世界中のチャートでローソク足が表示できるようになっています。

ローソク足の基本

続いてローソク足の基本的な見方について説明していきます。

専門用語が多数出てきますが、用語まで覚える必要はありません。

胴体とヒゲ

ローソク足は、胴体とヒゲ(髭)で構成されます。

真ん中の四角い部分は「胴体(または実体)」と言い、胴体の上に伸びている線を「上ヒゲ」、下に伸びている線を「下ヒゲ」と言います。

胴体には、ローソク足の計測開始時の値段と、計測終了時の値段が記録されており、ヒゲには計測期間内での最も高い値段と最も安い値段が記録されます。

画像の通り、上ヒゲ、下ヒゲがある場合は、ローソク足の計測期間中にどこかのタイミングでヒゲの先までの値段を付けたことを意味します。

ただしローソク足一本分の計測期間内にどういう値段の動き方をしたかまではわかりません。より詳細な動きを確認したい場合は、より短い計測期間のローソク足を見る必要があります。

陽線と陰線

ローソク足には、陽線(ようせん)と陰線(いんせん)があります。

計測開始時の値段よりも計測終了時の値段の方が高ければ「陽線」、計測開始時の値段よりも計測終了時の値段の方が安ければ「陰線」となります。

陽線か陰線かはローソク足の色で判別されます。図の場合は陽線(上昇)を白、陰線(下落)を黒で表しており、オーソドックスな色の組み合わせの一つとなります。

色の組み合わせについて

ローソク足の陰線と陽線の色の組み合わせについては、特にルールがあるわけではありません。

最も一般的なのは、白と黒や、赤と青で表したものです。

白と黒のローソク足チャートの場合は、ほとんどにおいて白が陽線、黒が陰線となりますが、赤と青の場合はどちらが陽線、どちらが陰線になるかは好みの問題です。

Yahoo!ファイナンスでは、陽線を白、陰線を青になっています。

他には緑と白や、緑と赤の組み合わせなどもあります。

どちらが陽線でどちらが陰線かは、連続したローソク足チャートを見ればわかります。

図の場合は、チャートが下がっている時に赤色、上がっている時に緑色のローソク足が表示されているので、緑が陽線、赤が陰線と判断できます。

また多くのチャートは、ローソク足の色を自由にカスタマイズできる設定が付いています。

四本値(よんほんね)

ローソク足の計測開始時の値段を「始値(はじめね)」、計測終了時の値段を「終値(おわりね)」、ヒゲの一番上を「高値(たかね)」、ヒゲの一番下を「安値(やすね)」と言います。

  • 始値(はじめね)
  • 高値(たかね)
  • 安値(やすね)
  • 終値(おわりね)

これらをまとめて、四本値(よんほんね)と言います。

先程も説明しましたが、ローソク足には四本値が記録されるだけであり、計測期間内にどういう動き方をしたかまではわかりません。

また相場関連は読み方が特殊なことが多いです。四本値を「よんほんち」、始値を「しち」などと読まないように注意しましょう。

ローソク足1本分の時間

ローソク足1本分の時間を変えることで、様々な期間のチャートを表示することができます。

例えばローソク足1本を15分にしたチャートは、「15分足(あし)チャート」と言います。

一般的なローソク足チャートは、以下の通りです。

  • 1分足チャート: 1分で1本分
  • 5分足チャート: 5分で1本分
  • 15分足チャート: 15分で1本分
  • 30分足チャート: 30分で1本分
  • 1時間足チャート: 1時間で1本分
  • 4時間足チャート: 4時間で1本分
  • 日足(ひあし)チャート: 1日で1本分
  • 週足(しゅうあし)チャート: 1週間で1本分
  • 月足(つきあし)チャート: 1ヶ月で1本分

日足を「にっそく」などと読まないようにしましょう。

あまり一般的ではありませんが、もちろん設定次第では2分足チャートや、23分足チャートなども作れます。

ローソク足のパターン

ローソク足には、陽線、陰線合わせて9種類の基本パターンがあり、更に応用形、複合形としてユニークな名前のものが数多くあります。

これらを順に解説していきたいと思います。

基本パターン

最初はローソク足の基本パターンの解説です。

  • 大陽線、大陰線
  • 小陽線、小陰線
  • 上影陽線、上影陰線
  • 下影陽線、下影陰線
  • 寄引同事線(寄せ線、十字線)

大陽線、大陰線

大陽線(だいようせん)、大陰線(だいいんせん)は、長い胴体のローソク足の形です。相場が大きく動いた時に出ます。

「普段よりも大きな値動き」という意味で大陽線、大陰線という呼び名が使われることがあります。

小陽線、小陰線

小陽線(しょうようせん)、小陰線(しょういんせん)は、短い胴体のローソク足の形です。相場が少し動いた時に出ます。

「普段よりも小さな値動き」という意味で小陽線、小陰線という呼び名が使われることがあります。

上影陽線、上影陰線

上影陽線(うわかげようせん)、上影陰線(うわかげいんせん)は、上ヒゲが長いローソク足の形です。

価格が一度上昇したが、何らかの理由で抑え込まれた形となります。

上影陽線と上影陰線では少し解釈が異なり、上影陽線は、始値から大きく上昇したが抑え込まれた形、上影陰線は、始値から高値を付け、その後大きく下落した形と言えます。

下影陽線、下影陰線

下影陽線(したかげようせん)、下影陰線(したかげいんせん)は、下ヒゲが長いローソク足の形です。

価格が一度下落したが、何らかの理由で買い上げられたと判断します。

こちらも上影陽線、陰線と同じように陽線と陰線で解釈が異なります。下影陽線は、始値から下落するもその後大きく買い上げられた形、下影陰線は、始値から大きく下落し、その後買い戻された形と言えます。

寄引同事線

寄引同事線(よりひきどうじせん)は、始値と終値が同じローソク足の形です。「寄引同時線」と書くこともあります。

上にも下にも試したが戻された形であり、買い手の勢力と売り手の勢力が拮抗しており、方向感がないと判断します。

応用パターン

続いてローソク足の応用パターンです。数々のユニークな名前が用いられています。

  • 丸坊主
  • 寄り付き坊主
  • 大引け坊主
  • コマ(極線)
  • カラカサ(首吊り線、たくり線)
  • トンカチ
  • トンボ
  • トウバ
  • 十字線(寄せ線)
  • 四値同事

丸坊主

丸坊主は、上ヒゲも下ヒゲもないローソク足の形です。陽線は「陽の丸坊主」、陰線は「陰の丸坊主」と言います。

寄り付き坊主

続いて寄り付き坊主です。寄り付きとは、相場用語で「最初の取引」の事を指します。つまり陽線(上昇)の場合は下が坊主、陰線(下落)の場合は上が坊主になります。それぞれ、「陽の寄り付き坊主」、「陰の寄り付き坊主」と言います。

大引け坊主

こちらは大引け坊主です。大引けとは、相場用語で「最後の取引」の事を指します。つまり陽線(上昇)の場合は上が坊主、陰線(下落)の場合は下が坊主になります。それぞれ、「陽の大引け坊主」、「陰の大引け坊主」と言います。

コマ(極線)

コマは、比較的短い胴体で、上にも下にもヒゲが均等にあるようなローソク足の形です。極線(きわみせん)とも言います。

少し動いているが特に方向感がない形と言えます。それぞれ陽線を「陽のコマ」、陰線を「陰のコマ」と言います。

カラカサ(首吊り線、たくり線)

カラカサは、胴体が比較的短く、上ヒゲが無く、下ヒゲが長いローソク足の形です。それぞれ「陽のカラカサ」、「陰のカラカサ」と言います。パターン次第では「首吊り線」、「たくり線」とも言われます。

相場の高値圏で出現すれば首吊り線、安値圏で出現すればたくり線と言われることが多いです。

トンカチ

トンカチは、胴体が比較的短く、上ヒゲが長く、下ヒゲがないローソク足の形です。それぞれ「陽のトンカチ」、「陰のトンカチ」と言います。

カラカサの逆パターンです。

トンボ

トンボは、寄引同事線の一種で、下ヒゲが長いものを指します。下値を探って戻した形となります。上ヒゲがあってもトンボと言われます。

トウバ

トウバ(塔婆)は、上ヒゲが長い寄引同事線です。トンボの逆で、上値を探って戻した形となります。下ヒゲがあっても構いません。

十字線(寄せ線)

十字線(寄せ線)は、上ヒゲも下ヒゲも均等にある寄引同事線です。上値も下値も探って戻した形となります。

四値同事

四値同事(よんねどうじ)は、四本値がすべて同じ寄引同事線です。計測期間中に値段が動かなかったということになります(取引があっても値段が動かないこともあります)。

組み合わせパターン

続いてローソク足が組み合わさリ形成されるパターンを解説します。

ローソク足の一連の値動きを「プライスアクション」と言うこともあります。プライスアクションを観察することで、トレードチャンスを見いだせる可能性があります。

  • 抱き線(包み線)
  • はらみ線
  • かぶせ線、切り込み線
  • 毛抜き天井、毛抜き底

図のように、前のローソク足の終値と次のローソク足の始値が飛んで間を開けた場合、空白部分を「窓(まど)」と言います。英語名にちなんで「ギャップ」という言い方をする場合もあります。

例えば株式市場の日足チャートで、前日の市場終了後に好材料が発表され、次の日の市場開始前に買い注文が殺到した時などに窓ができます。

24時間やっている為替(FX)チャートも、週明けの月曜日の開始時に窓が開くことがよくあります。

窓開けと窓埋め

ローソク足チャートにおいて、窓ができることを「窓開け」、窓の部分を埋めるように価格が戻ることを「窓埋め」と言います。

窓を開けるほどに急騰(急落)した場合は、利益確定の動きも多くなるため、開いた窓は埋めやすいと言われています。

抱き線(包み線)

前のローソク足が陰線で、次のローソク足で下に窓を開けて大陽線が出現し、前の高値を抜いたような形、もしくは前のローソク足が陽線で、次のローソク足で上に窓を開けて大陰線が出現した形を「抱き線」または「包み線」と言います。

抱き線(包み線)が出た場合、相場が何らかの理由により急に反転したのではないかと推測することができます。

はらみ線

前のローソク足が大陽線で、次のローソク足で下に窓を開けて、前の足の安値の範囲内で収まった形、もしくはその逆の形を「はらみ線」と言います。

陽線から陰線のはらみ線が出た場合は「陽の陰はらみ」、陰線から陽線のはらみ線が出た場合は「陰の陽はらみ」と言います。

また陽線から陽線のはらみ線が出た場合は「陽の陽はらみ」、陰線から陰線のはらみ線が出た場合は「陰の陰はらみ」と言います。

相場の勢いが弱まってきているのではないかと推測することができます。

かぶせ線、切り込み線(切り返し線)

前のローソク足で大陽線が出て、次のローソク足で上に窓を開けて大陰線が出て前の足の中央より下回ってくる形を「かぶせ線」と言います。

逆に、前のローソク足で大陰線が出て、次のローソク足で上に窓を開けて大陽線が出て前の足の中央より上回ってくる形を「切り込み線(切り返し線)」と言います。

反発もだいぶ強まっており、そろそろ天井または底が近くなってきたのではないかと推測できます。

毛抜き天井、毛抜き底

前のローソク足の高値と、次のローソク足の高値が同じ値の形を、「毛抜き天井」と言います。

陽線+陰線、陽線+陽線の組み合わせがあります。

高値を超えられず、壁があるのではないかと推測できます。

同じように、前のローソク足の安値と次のローソク足の安値が同じ値の形を、「毛抜き底(ぞこ)」と言います。

陰線+陽線、陰線+陰線の組み合わせがあります。

安値を超えられず、壁があるのではないかと推測できます。

酒田五法(さかたごほう)とは

酒田五法(さかたごほう)とは、ローソク足の生みの親である「本間宗久」氏が考案した、ローソク足のパターンによる買い場と売り場の読み方の一種です。

酒田五法は、以下の5種類からなります。

  • 三山(さんざん)
  • 三川(さんせん)
  • 三空(さんくう)
  • 三兵(さんぺい)
  • 三法(さんぽう)

三山(さんざん)

酒田五法の三山(さんざん)とは、「ローソク足が高値を試 しては更新できずに戻す」という動きが3回連続で起こった状態を指します。「トリプルトップ」とも言われます。

このパターンが出たら、以降は下落する可能性が高いと判断します。

また、「ネックライン」と呼ばれる、上昇を支えているラインが割れると、本格的に上昇トレンドが終わったと判断します。

三山の変形ですが、真ん中の山が高いものを「三尊(さんぞん)」 、もしくは「ヘッドアンドショルダーズ」と言います。

三川(さんせん)

酒田五法の三川(さんせん)は、上記の三山の逆で、「ローソク足が安値を試 しては更新できずに戻す」という動きが3回連続で起こった状態を指します。「トリプルボトム」とも言われます。三山の逆なので、「逆三山」とも呼ばれます。

このパターンが出たら、以降は上昇する可能性が高いと判断します。こちらも下降を支えているネックラインを超えてきたら下降トレンドが終わったと判断します。

図のように、真ん中の山だけ低いものを「逆三尊(ぎゃくさんぞん)」もしくは「逆ヘッドアンドショルダーズ」と言います。

三川明けの明星、三川宵の明星

図のように、ローソク足が陰線を付け、次に窓を開けて寄引同事線のような短い胴体のローソク足が出現し、次で窓を開けて陽線を付け、陰線の半分あたりまで上昇してくるパターンを、酒田五法の「三川明けの明星(さんせんあけのみょうじょう)」と言います。

そろそろ相場が反転したかもしれない、と推測します。

逆に図のようにローソク足が陽線を付け、次に窓を開けて寄引同事線のような短い胴体のローソク足が出現し、次で下に窓を開けて陰線を付け、陽線の半分あたりまで下落してくるパターンを、酒田五法の「三川宵の明星(さんせんよいのみょうじょう)」と言います。

そろそろ反転かと推測します。

三空(さんくう)

酒田五法の三空(さんくう)とは、3回同じ方向に窓を開けたローソク足が出現するパターンです。

過熱したトレンドがクライマックスを迎え、反転を迎える兆候として捉えます。

三空踏み上げ、三空叩き込み

図のように、3回連続で窓を空けて上昇するパターンを、酒田五法の「三空踏み上げ」と言います。

じりじりと上昇を続けている中で三空踏み上げが出現したら、そろそろ上昇がクライマックスなのではないかと判断します。

逆に、図のように3回連続で窓を空けて下落するパターンを、酒田五法の「三空叩き込み」と言います。

じりじりと下降を続けている中で三空叩き込みが出現したら、そろそろ下降がクライマックスなのではないかと判断します。

三兵(さんぺい)

酒田五法の三兵(さんぺい)とは、陽線または陰線が3回連続出現するローソク足のパターンを指します。

三兵だけではただの連続した陽線、陰線ですが、例えば方向感がない時に出現したら、相場が動き出したのではないかと判断します。

赤三兵、黒三兵

酒田五法では、このようにローソク足の陽線が3回連続で出現すると、「赤三兵(あかさんぺい)」と言います。

特定の場所に出現することで、買いのサインとなります。

ただし、図のように3つ目のローソク足に上影陽線が出現した場合は要注意で、買いのサインとしては弱いです。これを酒田五法では「赤三兵先詰まり」と呼びます。

逆に、このようにローソク足の陰線が3回連続で出現するパターンを、「黒三兵(くろさんぺい)」、または「三羽烏(さんばがらす)」と言います。

同じように、3つ目のローソク足に下影陰線が出現した場合は売りサインとしては弱く、「黒三兵先詰まり」と呼ばれます。

三法(さんぽう)

図のように、陽線と陰線のローソク足がランダムに出て方向感が定まらない状態を酒田五法で「三法(さんぽう)」と言います。

三法が出現した時は、取引をせず休むのが良いとされています。

上げ三法、下げ三法

図の用に、大陽線が出現した後に、小さな陰線が3回連続出現することを、酒田五法では「上げ三法」と言います。

今は上昇のエネルギーを溜めている段階であり、大陽線を下回らない限りは、再び大きく上昇してくると判断します。

逆に、大陰線が出現した後に、小さな陽線が3回連続出現することを、酒田五法では「下げ三法」と言います。

こちらも下降のエネルギーを溜めている段階であり、大陰線を上回らない限りは、再び大きく下落してくると判断します。

長くなりましたが以上でローソク足のチャートパターンの解説を終わります。

ローソク足のチャートパターンは勝てるのか?

これらのローソク足のチャートパターンを元に取引して実際に勝てるのかという部分は、多くのトレーダーが気になるところだと思います。

まず、相場で勝つことにおいては、上記のチャートパターンで買いサイン、売りサインが出ているからと言って、そのまま鵜呑みにして取引しないようにすることが大事です。

テクニカル分析を使ったトレードで成功するためには、

  • エントリールール(購入タイミング)
  • イグジットルール(利益確定または損切りタイミング)

を明確に定めて手法化する必要があります。そして、売買を行う市場(株式や為替(FX)、仮想通貨など)の過去チャート上で疑似取引をして、利益を上げることができるかどうかを検証する作業が必要です。この検証作業を「バックテスト」と言います。

バックテストをして利益を上げられたからと言って、将来的に利益を上げ続けられるかどうかはわかりませんが、少なくともバックテストで利益を上げられないのに、将来的に利益を上げ続けることは不可能だと言えます。

よって、気になるローソク足パターンがあったら、手法化して、過去チャートを使ってバックテストしてみましょう。

思わぬ発見があるかもしれません。

おまけ: ローソク足関連用語の英語表記

おまけとしてローソク足関連用語の英語表記をまとめておきます。

ローソク足チャートは、英語で「Candlestick Chart」と言います。

胴体とヒゲを英語で

ローソク足の胴体は、英語で「Real Body」と言います。

ローソク足のヒゲは、英語で「Shadows」と言います。もしくは、「Wicks」「Tails」といった言われ方もされます。

上ヒゲ、下ヒゲ両方を意味するので複数形になります。

上ヒゲは「Upper Shadow」、下ヒゲは「Lower Shadow」と言います。

始値、高値、安値、終値を英語で

ローソク足の始値、高値、安値、終値は、それぞれ英語にすると

  • 始値: Open
  • 高値: High
  • 安値: Low
  • 終値: Close

と言います。四本値はそれの頭文字を取って「OHLC」と言います。

陽線、陰線を英語で

ローソク足の陽線は、英語で「White Candlestick」もしくは「Bullish Candlestick」と言います。

ローソク足の陰線は、英語で「Black Candlestick」もしくは「Bearish Candlestick」と言います。

英語では、強気(上昇)を「bull」、弱気(下降)を「bear」と言います。

時間足チャートを英語で

ローソク足のそれぞれの時間足チャートを英語で言うと以下の通りです。

  • 1分足チャート: 1 minute chart
  • 5分足チャート: 5 minute chart
  • 15分足チャート: 15 minute chart
  • 30分足チャート: 30 minute chart
  • 1時間足チャート: 1 hour chart
  • 4時間足チャート: 4 hour chart
  • 日足(ひあし)チャート: daily chart
  • 週足(しゅうあし)チャート: weekly chart
  • 月足(つきあし)チャート: monthly chart

minuteやhourにはsを付けないようにしましょう。

各種ローソク足パターンを英語で

ローソク足の各種パターンを英語で言うと以下の通りです。

  • 大陽線、大陰線: Big White Candle、Big Black Candle
  • 丸坊主: Marubozu
  • 寄り付き坊主: Opening Bozu
  • 大引け坊主: Closing Bozu
  • コマ(極線): Spinning Top
  • カラカサ: Paper Umbrella
  • 首吊り: Hanging Man
  • トンカチ: Hammer
  • 寄引同事線: Doji
  • トンボ: Dragonfly Doji
  • トウバ: Gravestone Doji

英語では、カラカサのパターンを「Hammer(トンカチ)と言います。

またトンカチのパターンは「Inverted Hammer」もしくは「Shooting Star(流れ星)」と言います。

ローソク足の組み合わせパターンを英語にすると以下の通りになります。

  • 窓: Window(Gap)
  • 上窓: Rising Window(Gap Up)
  • 下窓: Falling Window(Gap Down)
  • 抱き線(包み線): Engulfing Line
  • はらみ線: Harami
  • かぶせ線: Dark Cloud Cover
  • 切り込み線(切り返し線): Piercing Line
  • 毛抜き天井、毛抜き底: Tweezer Tops、Tweezer Bottoms
  • 酒田五法: Sakata Goho、Sakata Method
  • 三川明けの明星: Morning Star
  • 三川宵の明星: Evening Star
  • 三空踏み上げ: Three Gaps Up
  • 三空叩き込み: Three Gaps Down
  • 赤三兵: Three White Soldiers
  • 黒三兵: Three Black Crows
  • 上げ三法: Bullish 3-Method Formation
  • 下げ三法: Bearish 3-Method Formation

おまけ: ローソク足の他に有名なチャート

おまけ2として、ローソク足の他に有名なチャートについて紹介します。

ここではラインチャートとバーチャートを載せておきます。

ラインチャート

ラインチャートは、終値のみを線で記録したチャートになります。

ローソク足と違って、始値や高値、安値などの情報がないため、本当は激しく上下しているかもしれませんが、ラインチャート上からはわかりません。

よって、簡易的なチャートと言えます。

バーチャート(OHLCチャート)

バーチャート(OHLCチャート)は、ローソク足と同じように、四本値が記録されたチャートとなります。

バーをよく見ると、左右に枝がついているのがわかります。左の枝が始値、右の枝が終値です。

OHLCとは、英語で四本値と同じ意味です。バーチャートもローソク足チャートも、同じ四本値の情報を持つため、どちらを使うかは好みの問題と言えます。

ローソク足が普及する前は、海外ではバーチャートがよく用いられていました。

長くなりましたが以上でローソク足の記事を終わります。