今回は仮想通貨全体の市場規模の推移を調べて、トレードに活かす方法を書いていきます。仮想通貨のトレードをする上では必ず見ておくべき指標です。

仮想通貨全体の市場規模の推移を調べるには?

仮想通貨全体の市場規模(=時価総額)の推移を調べるには、Coinmarketcapというサイトを使うと良いでしょう。

サイトにアクセスすると、一番上の「Market Cap」と書いてある右の数字をクリックします。

すると、Global Chartsという題名で、3つのチャートが表示されます。

1つ目は、「Total Market Capitalization」と書いてあるチャートです。これこそが今回の題名である仮想通貨全体の市場規模の推移となります。

2つ目のチャートは、「Total Market Capitalization (Excluding Bitcoin)」と書かれています。こちらはビットコインの時価総額を除いた残りのコインで構成される市場規模の推移となります。

3つ目の「Percentage of Total Market Capitalization (Dominance)」と書かれている項目ですが、これは仮想通貨全体の市場規模に対してビットコインなどのメジャーな仮想通貨の時価総額がどの程度の割合を占めているか、またその推移が記録されています。

それぞれの見方を解説していこうと思います。

Total Market Capitalizationについて

まず最初のTotal Market Capitalizationですが、こちらは仮想通貨全体の市場規模の推移になります。

厳密に言えば、Coinmarketcapに登録されているすべての仮想通貨の時価総額になりますので、サイトに載っていないものはカウントされていません。

実際に執筆現在(5月28日時点)のものを見てみます。

まず①と囲った部分ですが、Zoomと書かれており、左から1d、7d、1m、3m、1y、TYD、ALLとあります。

それぞれ、

  • 1d: 1日分のチャート
  • 7d: 1週間分のチャート
  • 1m: 1ヶ月分のチャート
  • 3m: 3ヶ月分のチャート
  • 1y: 1年分のチャート
  • TYD: 今年初めから現時点までのチャート
  • ALL: 全期間のチャート

を表示することができます。画像では1年分のチャートを記録しています。

右の方には、From May 27, 2017、To May 27, 2018と書かれていますが、こちらの値を弄って任意の期間のチャートに設定することもできます。

②と囲った部分では、実際の市場規模の推移がチャートにて記されています。

過去1年間で見ると、急激に上げ始めたのは11月の後半頃かと思われます。また1月の半ばあたりには急激に市場規模が減少しているのがわかります。その後は緩やかな下降トレンドを描いておりましたが、4月に入ってからは再び上昇を見せ、現在はじりじりと下がっているといった推移をしています。

③と囲った部分では、Coinmarketcapに登録されている取引所すべての取引高の合計が記録されています。

チャートの上昇に合わせて仮想通貨取引も増加していることがわかります。

Total Market Capitalization (Excluding Bitcoin)について

続いてTotal Market Capitalization (Excluding Bitcoin)ですが、こちらはビットコインを除いた仮想通貨全体の市場規模の推移となっております。当然ながら左のMarket Capと書かれている値段は異なります。

チャートを見ると、ビットコインを含めたものとほぼ同じ形をしていますが、微妙に異なる部分もあります。そういった違いに目を向けてみることで、何か傾向を掴めるかもしれません。

Percentage of Total Market Capitalization (Dominance)について

最後はPercentage of Total Market Capitalization (Dominance)という項目です。こちらは仮想通貨全体の時価総額に対して、メジャーな仮想通貨の時価総額の割合とその推移が記録されています。

通称ドミナンスと言われます。

こうして1年分のチャートを見ると、去年急激に上昇し始めた段階でビットコイン(オレンジ)のドミナンスが劇的に低下しており、代わりにリップルやイーサリアム、その他のアルトコインのドミナンスが急上昇しているのがわかります。

当時はビットコインよりもアルトコインが多く買われたということがわかります。

また最近のビットコインのドミナンスは上昇傾向にあるということもわかります。

こうして、仮想通貨全体の市場規模の推移と、個別仮想通貨を比較して見ていくことで、市場の癖や今後のトレンドを捉えることができるかもしれません。

仮想通貨全体の市場規模の推移をどのようにトレードに活かすべきか

仮想通貨全体の市場規模の推移を見れば、全体にお金が流れて盛り上がっているのか、一部のコインにしかお金が流れていないのかがわかります。

基本的には全体的にお金が入ってきている時にトレードする方が、成功率は高いと言えます。

またドミナンス推移を見て、今どのコインに一番お金が流れているのか、その要因は何かを探ってみてください。

多くの人が見逃しているトレードチャンスがあるかもしれません。