今回はWithCoin(ウィズコイン)という仮想通貨の開発者である「松山光市(まつやまこういち)」氏について調査してみたことを書きたいと思います。

当サイトによる過去のレビュー記事は以下にあります。

「松山光市」氏とWithCoin(ウィズコイン)騒動まとめ

まずは「松山光市(まつやまこういち)」氏とWithCoin(ウィズコイン)という仮想通貨を取り巻く一連の騒動についてまとめていきたいと思います。

「松山光市」氏は、WithCoinの開発者であるとしてFinal ICOという無料オファー案件に突如登場しました。

以下ローンチ時に出された動画です。



端的にまとめると、そこには

  • 月刊仮想通貨に掲載
  • オカダマニラと提携
  • 5月30日にバイナンス上場確定

といったようなような情報が出ており、想源プロジェクトにも出てきた「小野里はじめ」氏が聞き役として登場しています。

月刊仮想通貨掲載について

月刊仮想通貨に関しては、公式が「月刊仮想通貨にWith Coinが掲載されることはありません」と否定しました。

オカダマニラとの提携について

オカダマニラに関しても、トップページに以下の声明文が載りました。

NOTICE TO THE PUBLIC

Okada Manila does not offer or allow the use of bitcoin or other cryptocurrency in its casino or anywhere else in its property. Okada Manila has never authorized or partnered with anyone regarding the use of bitcoin or other cryptocurrency. Any claim or report that Okada Manila is offering or allowing the use of bitcoin or other cryptocurrency is false, inaccurate and unauthorized.

参考: Okada Manila

翻訳すると、「オカダマニラはビットコインまたは他の仮想通貨を弊社カジノまたは他の所有物に対して使用することを持ちかけたり、使用を許可することはありません。オカダマニラがビットコインまたは他の仮想通貨の使用を持ちかけたり、使用を許可しているという主張や報告はすべて偽りであり、不正確であり、公式により許可されていません。」とあります。

バイナンス上場について

バイナンスに関しても、動画内では5月30日に上場が確定していると発表されていますが、未だに上場されていません。

結局のところ、動画内で言及されたもののどれも実現しませんでした。

急遽ETHベースで新規発行

WithCoinの上場先の一つであるHitBTCがネムベースの仮想通貨に対応していないという理由で、上場直前になってなんと急遽ETHベース(ERC20基準)の仮想通貨が新規発行されました。

しかも驚いたことに、ホワイトペーパーには総発行枚数50億枚と書いているのを無視して300億枚も発行しています。

総発行枚数が増えたにもかかわらず、付与された枚数は変わらなかったと聞きます。

HB WalletがWithcoinの取り扱い停止

自社開発ウォレットにバグが見つかったということでHB Walltetに移行がされたようですが、今度はHB Wallet側が「極めて詐欺の疑いが強い」としてWithCoinの取り扱いを停止しました。

HitBTCに上場後すぐさまICO割れ

そんな中WithCoinは予定日より一日遅れて「HitBTC」という取引所に上場したのですが、上場後すぐにICO割れを起こし、現在の価格は0.0000002BTC(約0.17円)となっております。

WithCoinのセールストークの中には、「価格が5円を下回らない」という説明もされていましたが、当然ながらそれも嘘であったと言えます。

また上場時に謎の上ヒゲが出現し、1WITH=0.000002BTC(約1.66円)に上昇していますが、これは単純に売り板があまりにもスカスカで一瞬で価格が上昇してしまったことが原因だと推測します。

過去にはZcash(ジーキャッシュ)という仮想通貨が、2016年にPoloniexという取引所に上場した瞬間に1ZEC=3299BTCという価格を付けています。

いずれにせよ、最大の上昇でも5円には届いておりません。

HitBTCの日本人締め出しが追い打ちをかける

裏で金融庁がHitBTCに対して警告を出したのか、WithCoin上場後にHitBTCは日本人を一時的に締め出すと公式で発表しました。

そのせいでHitBTCにしか上場していないWithCoinは将来的にどこにも売れもしないゴミになる可能性が極めて高くなったと言えます。

集団訴訟へ

現在はWithCoinの集団訴訟に向けた準備がされているようです。

騒動が大きくなれば、ウィズコインを買い煽ったYouTuberやブロガーにも影響が出るかもしれません。

「松山光市」氏を調査してわかったこと

私なりに松山光市氏について調べてみましたが、まず「松山光市」という名前で検索しても何も出てこないことから偽名であることは明らかです。

最近日刊ゲンダイがウィズコインについて取り上げましたが、よく見ると「松山孝一(松山光市)」という文字を見ることができます。また付随して「株式会社ノイマン」という文字もあります。

「松山孝一」で検索してみると、「ゆびとま」という逮捕者が出たサービスが出てきますが、同一人物なのか同姓同名なのか、関係はわかりません。

また株式会社ノイマンについて検索してみると、以下のドメインのサイトが見つかります。

そこには住所として「東京都中央区京橋1-6-13 金葉ビル3F」という文字があります。

この住所から、法人番号は4010001186305であることがわかりました。

また住所で検索してみると、「株式会社クライスグローバルサポート」がやっている「Dスクール」というものの、東京サロンの住所と一致しています。

WithCoinから入った人もいると思いますので説明しておくと、WithCoinの販売元であるD-BAC Internationalを運営しているのは株式会社クライスという企業(俗に言う海外法人を装った日本人運営)であり、この企業は元々ロイヤルカスタマーズクラブという名前でD-BACというバカラのソフトをMLMで広めていました。

株式会社ノイマンの住所が株式会社クライスグローバルサポートの東京サロンの住所と同じということなので、「松山光市」氏は株式会社クライスと密接に関係しているのは間違いないと言えます。

更には同住所で、ウィズコインの開発協力をしているというラプレマホールディングスが運営するビットステーションによるセミナーが開催されています。

ラプレマホールディングスについては以下でまとめております。

これらの関係をまとめると、以下の通りになります。

例の住所を取り巻く株式会社ラプレマホールディングス、株式会社ノイマン、株式会社クライスの3社は密接に関係していると言えます。

他にもわかったことがあれば追記したいと思います。

おまけ: 「株式会社ノイマン」と海外サプリECサイト「OMS」

株式会社ノイマンについて調査する中で、サイト(neumann-corp.com)のフッターに謎のURLを発見しました。

  • http://www.oms-hk.com/show.php/itemid/T734/

と書かれておりますがこれはOMSという海外サプリの輸入サイトの旧ドメインであることがわかりました(新ドメインはo-ms.hk)。

新ドメインに変えてアクセスしてみると、「ファムビル錠 250mg 21錠」の販売ページが出てきましたがこれが何を意味するのかは全くわかりません。

なにか情報があればコメント欄にて書き込みしていただければ幸いです。