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「ジュピター 仮想通貨」と検索すると、DMCAを悪用した逆SEO施策が見つかるのでご紹介したいと思います。また、やり方が過去に逆SEOをやっていた会社と同一のため、その件についても触れます。

DMCAを悪用した逆SEO対策の手口とは?

DMCAとは、自サイトのコンテンツをコピーされた場合に、著作権法違反の申し出をすることができ、コピーした側の相手に記事の修正を促したり、コピーしたサイトの記事を検索結果から除外させたりができる仕組みです。

また、DMCA申請を出した時点で、それが正当なのか虚偽なのかに関わらず、受けた側の記事は一時的に検索結果から外されます。

このことから、適当に作った記事を用意し、「コピーされた」と虚偽の申請をすると、それだけで攻撃を受けた側のサイトは一時的に検索結果から除外されてしまいます。

この後正当性を証明すれば再び検索結果には戻るのですが、それには本名と住所を攻撃者に知らせる必要があります。本来は本名で申請しなければいけない決まりなのですが、偽名でしてくる人もいます。

虚偽のDMCA申請をして特定の記事を検索結果から除外する行為は、偽計業務妨害、威力業務妨害、偽証罪などにあたる可能性があり、1か月以上3年以下の懲役、または、1万円以上50万円以下の罰金、といった刑が課せられます。

「ジュピター 仮想通貨」と検索するとDMCAを悪用した逆SEO対策が見つかる

「ジュピター 仮想通貨」と検索するとDMCAクレームが見つかる

「ジュピター 仮想通貨」と検索し、ページをしばらく辿ると、DMCAクレームが4件見つかります。

そのうちの3件は確認できたので、まずは順番に紹介します。

まず1件目。

攻撃されたサイトは、コインチェックのチャットログを検索するサービスのようです。執筆時点では検索機能は上手く動いていませんでしたが、URLからして「ジュピター」と入れた時の検索結果に対してDMCA申請がされたようです。

コピーされたと言っているサイトの記事は、なんと削除されていました。しかしサイト自体は存在しています。

以下がLumenに書かれた内容になります。

下記のサイトで 9番目と10番目に書かれているジュピター産ナルトincrezが投稿している内容が、 私のブログの内容と全く同じです。 ちなむとビットアークという取引所も9月にオープンするけど、ここは10億補償の50パーセントバーンするトークンなんで面白いっすよ笑 と CoinEXとかいう取引所、CET持っておくだけでいろんなエアドロがもらえますよー!次はまた別のイベントあるんで是非ー! の2ヵ所が当該サイトに無断で引用されています。 削除対応をお願いします。

「ジュピター産ナルトincrez」でジュピターという単語を無理矢理絡めたのでしょうが、いくらなんでもめちゃくちゃです。

続いてはこちらのサイト。

ジュピターに関連した動画に対してDMCA申請がされたようです。動画自体は既に削除されているようでしたが、タイトルからして批判的な内容だったのでしょう。

コピーされたと言っているサイト記事はこちら。

以下がLumenの内容になります。

下記サイトの削除対応をお願いいたします。 下記に記載したサイトのタイトルが、私の記事のタイトルと全く同じまま無断で使用されています。 無断で使用されているのは、タイトルの 【仮想通貨ICO】ジュピターの裏にいる人物がヤバかった… ※削除の可能性あり【Jupiter】 の部分です。 サイト内の動画については、運営サイトに直接連絡をして削除済みとなっているので、動画はありません。 動画は削除されても、検索結果にタイトルが出てきてしまうので困っています。 削除をお願いします。

なんと記事のタイトルだけ同じにしただけであり、本文にジュピターの単語が一切存在しません。どうやら嘘の申請をしている事実を隠すつもりはないようです。

最後はこちらの記事です。

見た感じ特に批判記事ではないようですが、なぜこのサイトに攻撃をしたのかは謎です。

コピーされたと言っているサイト記事はこちら。

以下がLumenの内容になります。

下記サイトで私の書いた文章がそのまま使用されています。 コピーされた部分は、 仮想通貨の基本技術であるブロックチェーンは不正や改ざんに強く、もともと高いセキュリティ性がありますが、一方で弱点の存在も指摘されます。ジュピターはその対策をしっかり行いながら、ハッカーなどの外部からのサイバー攻撃にも、内部からの情報漏洩にも強い独自のシステムの構築を目指しています。 具体的には、サイバー攻撃には「AI監視」します。第三世代と言われる現在のAIの最大の特徴は「深層学習(ディープ・ラーニング)」ですが、ジュピターはサイバー攻撃のパターン(行動ログ)を分析して深層学習し、一方ではサイバーセキュリティ専門家(エキスパート)の知識やノウハウを機械学習します。その二つを組み合わせながら、サイバー攻撃への最適な対策がほとんど瞬時に提案され、システム全体で情報を共有できます。 の部分で、まったく同じ文章が使われているのが分かります。 無断で使用されていますので削除をお願いします。

ブログ自体は、「はじめまして」の記事と合わせて2記事しか存在していません。

逆SEO対策のために、無料ブログの投稿日と日付けを書き換えてDMCA申請をしたものと思われます。

手口がソフトイーエックス社が行った逆SEOと同じ

私は以前、ジアミストという次亜塩素酸噴霧器でオーナー商法をやっていたソフトイーエックス社の商標裁判の記事を書いたことがあるのですが、その記事に対してDMCA悪用の逆SEO攻撃を受けたことがあります。

記事を読んでいただけるとわかるのですが、今回の事例と攻撃の仕方が全く一緒のため、同一人物による犯行の可能性が極めて高いです。

ソフトイーエックス社の子会社はジュピターの販売をしている

実はソフトイーエックス社は、TMT株式会社www.tmt0230.jp)という子会社を持っており(中の人間は一緒)、現在はこの会社を通じてジュピターコインを販売しているようです。

単なるいち代理店であれば、リスクを背負って逆SEO対策までする必要はないので、おそらくは運営に近い位置で関わっていることが予想されます。