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今回はビットコインのマイニングで収益を得られるAABTのレビュー記事を書こうと思います。これについては非常に危険な匂いがします。

AABTとは

正式名称は「オートマチックアセットビルディングテクノロジー」というらしいです。仕掛けている会社はABEAM Limitedという会社。サモアにあるそうです。アジアを中心に活動している10人の事業家が出資して立ち上げたそうです。

しかしながらこの10人の名前は公表されていません。

真っ当なビジネスであれば必ず代表者の名前を公表します。匿名で仕掛けているということはそれなりの理由があるということです。この時点で怪しいビジネスであることが明確であり、絶対に投資すべきではありません。

さて、AABTは1APか3APという2つの入会プランがあります。単純に1ポジションで始めるか3ポジションで始めるかの違いです。それぞれの初期費用ですが、

  • 1AP…1BTC
  • 3AP…3BTC

がかかります。今はだいたい1BTC10万円くらいなので、それなりに高額な部類かと思われます。

AABTに入会すると、ビットコインのデビットカードとハードウェアウォレットが送付されるようです。3APで入会すると3枚と3個くるようです。

更にビットコインのマイニング(AMS、オートマイニングシステム)がついており、一定の利率が貰えるようです。どうやらAABTが自分でマイニングを行っているわけではなく、上位のマイニング会社4社に分散投資しているそうです。だいたい一日あたり0.2%を吐き出しているようです。

そもそもクラウドマイニング自体が詐欺ばかりで手を出すような案件ではありませんが、AABTはそれを代行して行っているということです。どこの会社に投資しているのかも公表していないため信用性に欠けます。そして日に0.2%吐き出すということは一ヶ月に6%、一年で72%のリターンになります。

MLMの紹介報酬や運営費もありますので、当然のことながら運営はもっと利益を出せないといけません。仮に年間で100%のリターンを出せるとすると、銀行やサラ金から借りた方がよっぽど良く、わざわざ投資家を募る必要がなくなりますね。

アビーム社はアジアの大富豪が集まってできた会社みたいじゃないですか。それなら自分たちでお金を出してマイニングをすれば良い話です。

以上のことからAABTはほぼ間違いなくポンジスキームに該当し、新規入会者が滞ると配当がストップします。そしてこの手の案件は入会金が集まりピークを迎えたあたりで飛ぶ可能性が高いです。だからこそ運営は匿名なんです。

AABTの報酬プラン

プランA、B、B+、Cという4つのプランが組み合わさったものになっています。1APでの入会と3APでの入会で取れる報酬の上限が異なります。

プランA: バイナリープランのようです。二系列で3:3の組織ができた時に1/6BTCが支払われます。1APで始めると年間で600BTCの報酬が上限だそうです。3APだと3ポジションなので3倍の1800BTCが上限です。

プランB: バイナリープランの両系列に上、左右に1:1の三角形ができると1/6BTCが支払われます。

プランB+: プランB同様ですが、こちらは報酬として受け取ることはできず、マイニングシステムであるAMSに振り分けられます。

プランC: バイナリーで自分が紹介したもの、スピルオーバーがかかったもの関係なしに均等に並び替えられ、その状態のプランAとプランBで得られる報酬の1%が貰えます。片伸びしても均等に並び替えられるため、報酬が貰えるようです。1APだと10段、3APだと30段まで貰えるようです。3APの場合は左右のポジションで1人ずつ紹介を出す必要があるようです。

プランCは凶悪ですね。これは完全に早い者勝ちということですので、後から入会した人は先に入会した人を追い越すことは絶対にできません。

全体を通して、誰よりも早く登録してリクルートすれば儲かる仕組みになっており、ネズミ講の要素が極めて強いといえます。

アクティブオーバーレイシステム

報酬をAMSに移行してマイニングをさせることで複利的に増えていきますが、全額、半額、金額指定など細かな操作ができるようです。

Alexaで見たAABT

abeamclub.comをAlexaで見てみましょう。

aabtgraph

12月後半あたりから広まっているのがわかります。

aabtcountryranking

国別アクセスランキングでは、日本が98.5%という結果になりました。

AABTは日本でしか流行っていないということは、まずアジアの実業家10人は嘘ですね。おそらく仕掛け人は日本人です。

AABT総評

まず仕掛け人の名前が匿名である点です。Alexaで見る限り日本でしか流行っていないことを踏まえると仕掛け人は日本人濃厚です。

それにしても最近は次から次へと仕掛け人が匿名の怪しい案件が入ってきますね。ライトライズのロンブー淳の偽情報を流した件もありますし、最近は手口が素人とは思えません。私はハイプ系と暗号通貨系は危ない人達のしのぎになっているんじゃないかと疑っています。

またAABT側はマイニングの投資先を公表しておらず、配当が高額すぎる点を踏まえると、ポンジスキーム濃厚と見ています。ポンジスキームである場合は、資金を集めるだけ集めて急に飛ぶ可能性があり、非常に危険です。

入会金は1APで約10万円、3APで約30万と非常に高額です。飛ばれた場合は相当な被害額が出るでしょう。

報酬プランも誰よりも早く始めて沢山紹介を出せば儲かるような、極めてねずみ講に近いものになっています。なりふり構わずリクルートに走らせるものなので非常に危険です。

以上のことからAABTは注意した方が良いかと思います。投資は自己責任で。