風説の流布を仕掛ける悪人

当記事では、「風説の流布」の英語表現について解説します。日本語と英語では少し意味合いが違います。

風説の流布を英語で言うと?

風説の流布は、英語では一般的に「Pump and Dump(パンプ・アンド・ダンプ、P&D)」と訳されます。

  • Pumpは「(価格を)押し上げる」
  • Dumpは「投げ捨てる(売り抜ける)」

という意味であり、英語では嘘情報により価格を吊り上げて利益を出す詐欺行為のことを指します。

ちなみにパンプ&ダンプの逆で、あらかじめ銘柄を空売りしておき、嘘のネガティブ情報を流して価格を下落させ、利益を出すことを、英語では「Short and Distort(ショート・アンド・ディストート)」と言います。

Pump and Dumpの対義語としてShort and Distortがあります。

日本語と英語の違い

日本語では、私念などにより嘘の情報を流して相場を下げる行為なども「風説の流布」とされます。

つまりまとめると、英語では「嘘の情報を流して価格を操作して利益を得る行為」をPump and Dumpと言い、日本語では「嘘の情報を流して価格を操作する行為」を風説の流布と言います。

一般的には、風説の流布をPump and Dumpとして訳していますが、完全に同一の意味ではないようです。